びゃくずく (白豆蔲)

学名  Amomum kravanh 或は A. kepulaga
日本名  ビャクズク
科名(日本名)  ショウガ科
  日本語別名  
漢名  白豆蔲(ハクトウコウ, báidòukòu, びゃくずく)
科名(漢名)  薑(キョウ,jiang)科
  漢語別名  豆蔲、圓豆蔲、紫蔲、十開蔲
英名  Cardamon
 かつてのズク属 Amomum(豆蔲屬・砂仁屬)は多系統群であり、熱帯アジア~オセアニアに約150種が数えられていた。2018年にソウカ属 Lanxangia、ビャクズク属 Wurfbainia など8属以上に分割された結果、今日の Amomum は約64種。

   A. dolichanthum(長花豆蔲)
   A. kwangsiensis(廣西豆蔲・廣西砂仁)
   A. longipetiolatum(Elettariopsis longipetiolata;長柄豆蔲)
   マラプー A. maximum(Cardamomum maximum;九翅豆蔲・九翅砂仁) 
インドシナ産
   A. odontocarpum(波翅豆蔲)
   A. subulatum(Cardamomum subulatum;香豆蔲・尼泊爾豆蔲)
        
ヒマラヤ東部産、『週刊朝日百科 植物の世界』10-179
  
 漢名を豆蔲という植物には、ほかに次のようなものがある。いずれもショウガ科。
   ニクズク Myristica fragrans(肉豆蔲)
   Alpinia galanga(紅豆蔲・大良薑・大高良薑) 中国の両広・雲南に分布。
   ソウズク Alpinia katsumadai(草蔲・草豆蔲) 臺灣・海南島に分布。
   Elettaria cardamomum(小豆蔲・三角蔲)
 インドのマラバール地方原産 
 ショウガ科 ZINGIBERACEAE(薑科・姜科)については、ショウガ科を見よ。
 和名は、漢名の呉音。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)豆蔲に、「和名加宇礼牟加宇乃美」と。
 豆蔲の意義は、ソウズクの訓を見よ。
 英名カルダモン cardamon は、種子を薬用・香辛料にする、ショウガ科の植物を指す。いくつかの種があるが、いずれも熱帯アジア産。
 1は、ショウズク Elettaria cardamomum(Amomum cardamomum)。
 2は、1と同様に用いる Amomum 属の植物、例えばここに掲げるビャクズク Amomum kravanh。
 東南アジアの、タイ・ベトナム・カンボジア・ラオスに産す。中国南部では栽培するが、その量は少ない。
 種子は揮発油を含み、強烈な香りを放つ。
 種子を薬用にする。


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