ばらもんじん (婆羅門参) 

学名   Tragopogon porrifolius
日本名  バラモンジン
科名(日本名)  キク科
  日本語別名  ムギナデシコ、セイヨウゴボウ
漢名  蒜葉婆羅門參(サンヨウハラモンシン, suan4ye4po2luo2men2shen1)
科名(漢名)  菊(キク,ju)科
  漢語別名  
英名  Salsify, Oyster-plant

2011/08/27 富山県薬用植物指導センター



 バラモンジン属 Tragopogon(婆羅門參屬)には、ユーラシア・北アフリカ地中海沿岸地方に約45種がある。
   T. elongatus(長莖婆羅門參)
   T. orientalis(東方婆羅門參) 『中国本草図録』\/4384
   バラモンジン
(ムギナデシコ・セイヨウゴボウ) T. porrifolius(蒜葉婆羅門參;
      E.Salsify, Oyster plant, Oyster root, Vegetable oyster)
      
 ヨーロッパ原産、花は淡紫色。根(径5cm,長30cm)を食用、牡蠣(かき)のような風味がある。
   キバナバラモンジン(バラモンギク・キバナムギナデシコ・キバナザキバラモンジン) T. pratensis
      (草地婆羅門參)
 ヨーロッパ原産

 日本には、バラモンジン・キバナバラモンジンが帰化している。
 キク科 Compositae(菊科)の植物については、キク科を見よ。
    漢語としての婆羅門參(ハラモンシン, po2luo2men2shen1, ばらもんじん)は、李時珍『本草綱目』(ca.1596)に仙茅(キンバイザサ)の別名として初見。すなわち、江南では仙茅を婆羅門參と呼ぶ、初め西域の婆羅門僧が方を唐の玄宗に献じたことから婆羅門と云い、効き目が人參(オタネニンジン)に似ているので參と云う、とある。
 のちに婆羅門參の名がバラモンジン属 Tragopogon の植物と結びついたのは、日本語の輸入かともいう。本種に冠せられている蒜葉は、「葉がニンニクのような」の意。
 
 日本では、バラモンジン T. porrifolius という植物は、嘉永(1848-1854)年間ころからムギナデシコの名で知られた。
 T. porrifolius という植物とバラモンジンという名の結びつきは、飯沼慾斎『新訂草木図説』
(1875)に初見。
 属名 Tragopogon は「雄山羊のあご髭」、冠毛の様子から。
 地中海地方原産。北米など世界各地に帰化。
 日本には、江戸末ないし明治初に食用として渡来。のち逸出して本州・四国に帰化。
 根・葉を食用にし、南欧では野菜として栽培。

跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
セイヨウオダマキ タカサゴユリ マリアあざみ ヤグルマギク センダングサ 跡見群芳譜トップ 外来植物譜index