るいようしょうま (類葉升麻)

学名  Actaea asiatica (A.acuminata ssp.asiatica, A.spicata var.asiatica)
日本名  ルイヨウショウマ
科名(日本名)  キンポウゲ科
  日本語別名  
漢名  類葉升麻(ルイヨウショウマ, lèiyè shēngmá )
科名(漢名)  毛茛(モウコン,maogen)科
  漢語別名  
英名  
2008/05/08 箱根湿生花園

 ルイヨウショウマ属 Actaea(類葉升麻屬)には、世界に約30種がある。

  ルイヨウショウマ A. asiatica (類葉升麻・綠葉升麻)
 『中国本草図録』Ⅵ/2580
  イヌショウマ
(ミツバショウマ) A. biternata(Cimicifuga biternata;三葉升麻)
  ショウマ A. cimicifuga(Cimicifuga foetida; 升麻 shēngmá・川升麻・西升麻)

         
中国(河南・山西・湖北・陝西・甘粛・寧夏・青海・西南・チベット)・蒙古・シベリアに分布 
         『雲南の植物Ⅱ』56・『中国本草図録』Ⅱ/0556・『週刊朝日百科 植物の世界』8-236
  A. dahurica(Cimicifuga dahurica;興安升麻・北升麻) 『中国本草図録』Ⅳ/1619
  A. heracleifolia(Cimicifuga heracleifolia;大三葉升麻・關升麻)
         
『中国本草図録』Ⅰ/0057
  A. japonica(Cimicifuga japonica)
    ウスバミツバショウマ(ウスバノミツバショウマ) var. japonica
    オオバショウマ var. macrophylla(Cimicifuga acerina;
         金龜草・小升麻・黑八角蓮・帽辮七)
    キケンショウマ var. peltata(Cimicifuga acerina var.peltata)
  アカミノルイヨウショウマ A. rubra(A.erythrocarpa;紅果類葉升麻) 『中国本草図録』Ⅳ/1616
    シロミノルイヨウショウマ f. leucocarpa
  A. nanchuanensis(Cimicifuga nanchuanensis;南川升麻・綠豆升麻)
  サラシナショウマ
(イッポンショウマ・ミヤマショウマ・エゾショウマ) A. simplex
         (Cimicifuga simplex;單穗升麻)
    ヤマショウマ var. matsumurae(A.matsumurae)
  A. vaginata(Souliea vaginata;長果升麻・太白黄連・黄三七 huángsānqī・野黄連)
          
中国原産、『週刊朝日百科 植物の世界』8-236 
  エゾショウマ Actaea yezoensis(Cimicifuga yezoensis, C.simplex var.yezoensis)

 なお、上記のうちシノニムを Cimicifuga spp. とあるものは、サラシナショウマ属 Cimicifuga(升麻屬)として扱うことがある。  
 漢名を升麻(ショウマ, shēngmá)・和名をショウマという植物に おおむね二類あり、外見は似ているが植物学上は異なる。

 一は、キンポウゲ科ルイヨウショウマ属(上欄)の
   ショウマ Actaea cimicifuga(Cimicifuga foetida; 升麻 shēngmá)

 二は、ユキノシタ科チダケサシ属
   オオチダケサシ Astilbe rubra(A.chinensis;落新婦・升麻・紅升麻)

である。いずれも漢方に於てその根茎を「升麻」或は「紅升麻」と呼び薬用に供することから、その薬品としての名が植物名に及んだ(両種に近縁の植物も「〇〇升麻」と呼ばれることが多い)。

 なお、バラ科のヤマブキショウマ Aruncus sylvester は、外見が似ていることから漢名を「假升麻」という(但し薬効はない)。
 また華南では、キク科タムラソウ属の Serratula chinensis(華麻花頭・麻花頭・升麻・廣東升麻・鴨麻菜)を「升麻」として薬用にする。   
 キンポウゲ科 Ranunculaceae(毛茛科)の植物については、キンポウゲ科を見よ。
 和名は、葉がサラシナショウマに似ていることから。
 漢名は、民国時代の『植物學大辭典』(商務印書館)に初出、和名の輸入か。
 ショウマ(升麻)という名については、「漢名を升麻というもの」を見よ。
 日本(北海道・本州・四国・九州)・朝鮮・中国(東北・河北・山西・陝西・甘肅・靑海・湖北・四川・雲南)・ウスリーの、温帯・亜寒帯に分布。
 

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