えびね (海老根・蝦根) 

学名  Calanthe discolor
日本名  エビネ
科名(日本名)  ラン科
  日本語別名  
漢名  蝦脊蘭(カセキラン, xiājǐlán)
科名(漢名)  蘭科
  漢語別名  九子連環草(キュウシレンカンソウ,jiuzilianhuancao)、連珠三七、肉連環、一串鈕子、九節蟲、棕兒羊
英名  Calanthe
2006/05/11 小平市

2007/04/29 野川公園自然観察園

2020/11/05 小平市

 エビネ属 Calanthe(蝦脊蘭屬)には、世界の熱帯~温帯に約150種がある。
   ダルマエビネ
(ヒロハノカラン) C. alismaefolia (澤瀉蝦脊蘭)
   C. alpina(流蘇蝦脊蘭)
     キソエビネ var. schlechteri
   アマミエビネ C. amamiana
   C. argenteo-striata(銀帶蝦脊蘭)
   C. arisanensis(臺灣蝦脊蘭)
   キリシマエビネ C. aristulifera(�翹距蝦脊蘭)
   C. arcuata (孤距蝦脊蘭・短距蝦脊蘭)
   C. biloba(二裂蝦脊蘭)
   タガネラン C. bungoana
   キエビネ C. citrina(C.sieboldii;大黃花蝦脊蘭)
   C. clavata (棒距蝦脊蘭)
   C. davidii (劒葉蝦脊蘭・窄葉蝦脊蘭)
 『雲南の植物』58
   C. delavayi (少花蝦脊蘭)
   タマザキエビネ C. densiflora (密花蝦脊蘭)
   エビネ C, discolor (蝦脊蘭, xiājǐlán)
     カツウダケエビネ var. kanashiroi
沖縄産
     トクノシマエビネ var. sotkunoshimensis
     アマミエビネ var. amamiana
   C. disticha (兩列蝦脊蘭)
   ダルマエビネ
(ヒロハノカラン) C. fauriei(C. japonica; 山蜘蛛・山卡拉)
   C. fimbriata (流蘇蝦脊蘭・九子連環草・肉連環・馬牙七)
 『中国本草図録』Ⅵ/2950
   C. foerstermannii (南方蝦脊蘭)
   タイワンエビネ C. formosana(二列葉蝦脊蘭)
   ツルラン C. furcata ()
   C. gracilis (長莖蝦脊蘭)
      トクサラン var. venusta
   C. hamata (鈎距蝦脊蘭)
   C. hancockii (叉唇蝦脊蘭・硬九子連環草)
 『雲南の植物Ⅱ』270・『中国本草図録』Ⅶ/3440
   オオキリシマエビネ
(ニオイエビネ) C. izu-insularis
   C. japonica (山卡拉・山蜘蛛)
   C. lamellosa (腎唇蝦脊蘭) 『中国本草図録』Ⅶ/3441
   C. limprichtii (開唇蝦脊蘭・齒唇蝦脊蘭)
   レンギョウエビネ
(スズフリエビネ) C. lyroglossa(南方蝦脊蘭)
   C. mannii (細花蝦脊蘭)
   オナガエビネ C. masuca(C.longicalcarata; 長距蝦脊蘭)
   キンセイラン C. nipponica(戟形蝦脊蘭)
   サクラジマエビネ C. oblanceolata
   C. odora (香花蝦脊蘭)
   C. puberula (鐮萼蝦脊蘭)
   ナツエビネ C. reflexa (反瓣蝦脊蘭)
   サルメンエビネ C. tricarinata (三稜蝦脊蘭・三褶蝦脊蘭・肉連環・九子連環草)
   ツルラン C. triplicata (三褶蝦脊蘭)
 『中国本草図録』Ⅸ/4444
   C. tsoongiana (無距蝦脊蘭)
 ラン科 Orchidaceae(蘭科)については、ラン科を見よ。
 和名は、節の多い地下茎の形から。漢名も同。
 日本(北海道・本州・四国・九州・琉球)・朝鮮(済州島)・中国(浙江・江蘇・福建・湖北・広東・貴州)に分布。
 全国では絶滅危惧Ⅱ類(VU)、埼玉では絶滅危惧ⅠB類(EN)。
 中国では、根を硬九子連環草と呼び、薬用にする。
 日本では、戦国時代から花材として取り上げられ、江戸時代中期には多くの品種が作られた。
 『花壇地錦抄』
(1695)巻四・五「草花 春之部」に、「他偷草(ゑひねさう) 末。花形鈴のごとくさがる、故ニ鈴ふり草共いふ。色うす黄、葉ハ白らんのごとし。近頃(さいつころ)相州の在郷へまかりしに農家に此草植てなり。名を問侍れハ、かまがミさうと申き。是も鈴ふりの心か。花黄色成ハなんきんゑびねともいふ」と。
 昭和40年代から再びブームを迎えており、上述の同属異種のうちいくつかも、しばしば栽培観賞する。

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