しゅんぎく (春菊) 

学名  Glebionis coronaria (Chrysanthemum coronarium)
日本名  シュンギク
科名(日本名)  キク科
  日本語別名  キクナ(菊菜)、オタフク(お多福)、リュウキュウシュンギク(琉球春菊)、コウライキク(高麗菊)
漢名  歐茼蒿(オウトウコウ,outonghao) 
科名(漢名)  菊(キク,ju)科
  漢語別名  
英名  Crowndaisy chrysanthemum
セリバシュンギク     2004/05/02  和光市 午王山(ごぼやま)

 「葉が細く裂け、薄いものをセリバシュンギク、厚葉で、へら型できざみの浅いものをオタフクまたは琉球春菊 var. spatiosum という」(東大農園)
 シュンギク属 Glebionis(茼蒿屬)には、次のようなものがある。
  シュンギク G. coronaria(歐茼蒿) E.Crown daisy
     セリバシュンギク var. spatiosa(茼蒿・春菊)E.Garland chrysanthemum
  G. segetum(南茼蒿) E.Corn marigold

 なお、かつて Chrysanthemum がシュンギク属を指していたことがあるが、今日の Chrysanthemum はキク属を指す。
 キク科 Asteraceae(菊科)の植物については、キク科を見よ。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』22(1806)茼蒿に、「シユンキク カウライギク ムジンサウ雲州 フダンギク勢州 キクナデシコ ルスン倶ニ同上 フダサウ肥後 ロウマ長州 ロウマギク防州 ツマジロ加州 サツマギク濃州 リウキウギク讃州 ヲランダギク阿州 ノビスマ伊州 シユンギク国 シンギク越前」、「」と。
 属名 Chrysanthemum は「金の花」、もともとシュンギクの形容。
 地中海地方原産、彼の地ではもっぱら花を観賞するために栽培され、八重化したハナゾノシュンギクがある。
 中国・日本では蔬菜として食用にし、日本に入ったのは17世紀以前。
 「倭俗かうらい菊とも云ふ。・・・苗の時ひたし物あへ物となして味よし。冬春たびたびにつくり用ゆべし。花も又見るにたへたり」(宮崎安貞『農業全書』1697)。
 『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 春之部」に、「春菊 中末。 花形きくのごとく、ひとへにて、花中ハ金色、まわりしろし」と。


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