だんどく (檀特) 

学名  Canna indica (var. rubra, var. orientalis)
日本名  ダンドク
科名(日本名)  カンナ(ダンドク)科
  日本語別名  
漢名  美人蕉(ビジンショウ, měirénjiāo)
科名(漢名)  美人蕉科
  漢語別名  
英名  
2006/06/22 薬用植物園 (温室)

 カンナ科 Cannaceae(美人蕉科)には、カンナ属1属がある。
 カンナ属(ダンドク属) Canna(美人蕉屬)には、熱帯・亜熱帯を中心とするアメリカに約20種がある。
   ショクヨウカンナ C. edulis(蕉芋・芭蕉芋)
         中央・南アメリカ・西インド諸島に分布。ダンドクの3倍体か。地下茎を食用・薬用。
         『中国本草図録』Ⅹ/4954
   C. flaccida(柔瓣美人蕉・黄花美人蕉) 『中国本草図録』Ⅸ/4442
   C. generalis(大花美人蕉)
   C. glauca(粉葉美人蕉)
   ダンドク C. indica(美人蕉)
     キバナダンドク var. flava
     ムラサキダンドク var. warszewiczii(C.warszewiczii;紫葉美人蕉)
   C. iridiflora
ペルー原産、ハナカンナの原種の一
   C. orchioides(蘭花美人蕉)
   C. warscewiezii(紫葉美人蕉・状元紅)
 『中国本草図録』Ⅵ/2948
   カンナ(ハナカンナ) Canna sp. 
 和名に当てられた檀特とは、檀特山(だんどくせん)であろう。これは、サンスクリット語ダンダカ dandaka の音写、弾多落迦(だんだらか)とも写す。ガンダーラ(現パキスタン西北部)にある山で、釈尊の前身であった須大拏(しゅたぬ)太子が菩薩の行を修した所という。日本では、悉達太子(しったたいし。成道する以前の釈尊)が苦行した山と誤解されてきた。
 ただし、この花が何故にこの名で呼ばれるのかについては、不明という。
 属名は、ギリシア語の「葦」から。
 カンナ科の植物は、16世紀頃から、根茎に含まれる澱粉を採るために世界の熱帯乃至温帯で栽培され、各地に帰化した。
 ダンドクは、熱帯アメリカ原産。古くからアジアでも栽培、広く熱帯に帰化。
 日本には、江戸時代初期に入り、花材として栽培。今日では、御蔵島・南九州・八重山などに帰化。
 根茎を食用にし、また澱粉を取る。種子は黒く堅いので、数珠・ネックレスなどに用いた。
キバナダンドク var. flava
  2008/05/24 東京薬科大学薬草園

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