ななかまど (七竃) 

学名  Sorbus commixta(S. americana ssp. japonica)
日本名  ナナカマド
科名(日本名)  バラ科
  日本語別名  ライデンボク(雷電木)
漢名  七度竈(シチドソウ,qīdùzào)
科名(漢名)  薔薇(ショウビ,qiangwei)科
  漢語別名  
英名  (Japanese) Mountain-ash, (Japanese) Rowan
2010/05/03 群馬県吾妻郡嬬恋村
2009/04/20 仙台市東北大学植物園
2006/06/04 北大 (札幌)
2008/07/18 北大植物園

2008/08/29 群馬県 浅間高原

2018/08/26 茅野市


 ナナカマド属 Sorbus(花楸 huāqiū 屬)には、北半球の温帯・亜寒帯に約80-90種がある。

   アメリカナナカマド S. americana
北米東部産 
   S. aronioides (毛背花楸)
広西・西南産 
   オウシュウナナカマド
(セイヨウナナカマド) S. aucuparia(北歐花楸;E.Rowan tree)
        『週刊朝日百科 植物の世界』5-136
        
歐洲・ロシア・小アジア・イラン・中央アジア産 
   S. commixta
     ナナカマド var.commixta(S.americana ssp.japonica;七度竈)
     サビバナナカマド var. rufoferruginea
東北南部~近畿産 
     ツシマナナカマ var. wilfordii(S.wilfordii)
北陸・対馬産 
   S. coronata(冠萼花楸)
 『雲南の植物Ⅱ』121
   S. discolor (北京花楸・黄果臭山槐・白果花楸)
華北産 
   S. dunnii(棕脈花楸)
安徽・浙江・福建・広西・貴州・雲南産 
   S. folgneri (石灰花楸・石灰樹・白棉子樹・石灰條子)
        
河南・陝甘・安徽・江西・両湖・両広・西南産 
   S. globosa (圓果花楸)
広西・西南産 
   S. glomerulata (球穗花楸・球花花楸)
湖北・四川・雲南産 
   ナンキンナナカマド S. gracilis
日本(本州福島新潟以西・四国・九州)産 
   S. granulosa (S.corymbifera;疣果花楸)
 両広・西南・インドシナ・インド産 
   S. hemsleyi (江南花楸)
 安徽・浙江・江西・両湖・広西・西南産 
   S. hupehensis (湖北花楸) 山東・安徽・江西・湖北・陝甘・西南産 『雲南の植物Ⅱ』122
   S. keissleri (毛序花楸・凱旋花)
江西・両湖・広西・西南産 
   S. koehneana (陝甘花楸)河南・山西・陝甘・湖北・四川産 『週刊朝日百科 植物の世界』5-137
   ウラジロナナカマド S. matsumurana
   S. megarocarpa (大果花楸) 『中国本草図録』Ⅶ/3164
   S. obsoletidentata(賓川花楸)
 雲南産 『雲南の植物Ⅰ』139
   S. oligodonta(少齒花楸)
 『雲南の植物Ⅰ』140
   S. pohuashanensis (花楸
カシュウ,huaqiu・紅果臭山槐・絨花樹・山槐子)
         中国(東北・華北・甘肅)原産、世界各地で栽培。種小名は、北京西郊百花山で標本が
        
採られたことから。『中国本草図録』Ⅲ/1196・『週刊朝日百科 植物の世界』5-136
   S. prattii(西康花楸)
 四川・雲南産 『雲南の植物Ⅰ』140 
   S. randaiensis(臺灣花楸)
臺灣産 
   S. reducta (舗地花楸)
四川・雲南産 
   S. rehderiana(西南花楸)
 四川・雲南・チベット産 『中国本草図録』Ⅵ/2670
   S. rufopilosa (紅毛花楸)
西南・チベット・ヒマラヤ産 
   S. sambucifolia
     タカネナナカマド var. sambucifolia
     ミヤマナナカマド var. pseudo-gracilis
   S. setshwanensis(四川花楸)
四川・貴州産 
   S. thibetica(康藏花楸)
 『雲南の植物Ⅰ』140
   S. tianschanica (天山花楸) 甘粛・青海・新疆・中欧アジア産 『中国本草図録』Ⅶ/3165
   S. wallichii (S.foliosa;尼泊爾花楸)
 雲南・チベット・ヒマラヤ産 
   S. wilsoniana (華西花楸)
両湖・広西・西南産 
   S. xanthoneura (黃脈花楸)
   S. zahlbruckneri (長果花楸) 
    
 ホザキナナカマドは、別のホザキナナカマド属 Sorbaria(珍珠梅屬)。
 バラ科 Rosaceae(薔薇科)については、バラ科を見よ。
 和名の語源は、一説に材が燃えにくいので7たび竃に入れても燃えきらないから、一説に7日間竃で焼くとよい炭になるから、など。
 漢名は、和名から。
 属名 Sorbus は、セイヨウナナカマド S. aucuparia の古名。
 セイヨウナナカマドの英名は Rowan tree。rowan は、北欧語の魔よけ runa に由来する。
 日本(北海道・本州・四国・九州)・千島(南部)・樺太・朝鮮に分布。紅葉が美しいので、しばしば栽培する。
 中国では、花楸の茎・茎皮・果実を薬用にする。
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「山椒(さんせう)るひ」に、「なゝかまど 葉はゑんじゆのやうにて、秋に南天のごとく成赤キ実、さがりて付ク」と。
 ヨーロッパでは、古くから セイヨウナナカマドを霊能のある樹木として扱った。5月3日(聖十字架発見の日)を、ナナカマドの日 Rowan tree day と呼ぶ。

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