けんぽなし (けんぽ梨)

学名  Hovenia dulcis
日本名  ケンポナシ
科名(日本名)  クロウメモドキ科
  日本語別名  
漢名  拐棗(カイソウ,guaizao)
科名(漢名)  鼠李(ソリ,shuli)科
  漢語別名  北枳椇(ホクシグběizhǐjǔ)、枳棗、鷄爪樹(ケイソウジュ,jizhaoshu)・鷄爪梨・鷄距子、金鈎梨・金鈎子、甜半夜(テンハンヤ,tianbanye)、萬字果(バンジカ,wanziguo)、蠻子梨
英名  Japanese raisin-tree
2007/05/08 小石川植物園 2007/06/19 同左
2008/07/01 小石川植物園
2007/10/04 神代植物公園
 ケンポナシ属 Hovenia(枳椇屬・拐棗屬)には、東アジア~ヒマラヤに3-7種がある。

   H. acerba(枳椇 zhǐjǔ ・南枳椇)
   ケンポナシ H. dulcis(北枳椇・拐棗・鷄爪樹)
   H. trichocarpa
     ケケンポナシ var. robusta(H.robusta, H.tomentella;
         光葉毛果枳椇)
     var. trichocarpa(毛果枳椇・毛枳椇) 
    
 クロウメモドキ科 RHAMNACEAE(鼠李科)には、クロウメモドキ科を見よ。
 和名ケンポナシは、テンボウナシ(手棒梨)の転訛とし、玄圃梨と表記するのは間違いという(小野・牧野)。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』(1806)27枳椇に、「ケンポナシ ケンポノナシ ケンポガナシ筑前 テンポガナシ同上秋月 ケンポコナシ肥前 テンポコ同上 テンボナシ越前 アマカゼ南部 ケイビ播州 ケンブ木曾 テンポウナシ仙台 テンガポウ同上、木ノ名」と。
 属名 Hovenia は、オランダの宣教師ホフェン David v.d.Hoven に因む。彼は、日本に住んだことがある。
 日本(北海道奥尻島・本州・四国・九州)・朝鮮・中国(華北・陝甘・江蘇・安徽・江西・湖北・四川)に分布。
 果実を枳椇子(シグシ,zhijuzi)と呼び、食用・薬用にする。『中薬志Ⅱ』pp.275-276 
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「梨子(なし)るひ」に、「柤(けんほなし) 実ハまがりくねりたる物なり。味ヒ梨子のことし」と。

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