とうしゃじん (唐沙參)

学名  Adenophora stricta (A.rotundifolia, A.axilliflora, A.argyi) 
日本名  トウシャジン 
科名(日本名)  キキョウ科 
  日本語別名  マルバノニンジン 
漢名  沙參(サシン,shāshēn,しゃじん) 
科名(漢名)  桔梗(ケツコウ,jiégěng)科 
  漢語別名  南沙參、挺枝沙參、沙和尚 
英名   

2023/06/20 小石川植物園

 Adenophora stricta には、次のような種内分類群を区別することがある。

  subsp. aurita
四川産
  subsp. confusa(昆明沙參)
雲南産
  subsp. sessilifolia(無柄沙參)
河南・陝甘・兩湖・廣西・四川・貴州・雲南産
  subsp. stricta(沙參)
    シロバナトウシャジン f. albiflora
    ナガバノニンジン var. lancifolia
   
 ツリガネニンジン属 Adenophora(沙參 shāshēn 屬)については、ツリガネニンジン属を見よ。  
 岩崎灌園『本草圖譜』(1828)に、「杏葉沙參(キヤウヤウシヤシン)救荒本草 唐(トウ)沙參和俗」と。 
 朝鮮・河南・陝甘・華東・兩湖・廣西・四川・貴州・雲南に分布。
 日本では古くから栽培。一説に、本州(東北)にも産すると。 絶滅危惧IA類(CR,環境省RedList2020)。 
 中国では、ツリガネニンジンやトウシャジンなどの根を沙參(サシン,shāshēn,しゃじん)・南沙參と呼び、薬用にする。ツリガネニンジンの説を見よ。  

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