とういのこづち (唐猪子槌)
学名 |
Achyranthes bidentata var. bidentata |
日本名 |
トウイノコヅチ |
科名(日本名) |
ヒユ科 |
日本語別名 |
モンバイノコヅチ |
漢名 |
牛膝(ギュウシツ,niúxī,ごしつ) |
科名(漢名) |
莧(カン,xiàn)科 |
漢語別名 |
對節草、懷牛膝、土牛膝、紅牛膝 |
英名 |
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「トウイノコヅチ Achyranthes bidentata」と表示
2010/08/24 富山県薬用植物指導センター |
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辨 |
イノコヅチ(ヒカゲイノコヅチ)・ヒナタイノコヅチの基本変種。
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イノコヅチ属 Achyranthes(牛膝 niúxī 屬)については、イノコヅチ属を見よ。 |
訓 |
漢名は、茎に節が有って牛の膝に似ることから。
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説 |
琉球・朝鮮・漢土(華北以南)・東南&南アジア・太平洋諸島に分布。
中国では、幾つかの省で大量に栽培し、河南に産する懐牛膝が最も良質という。 |
誌 |
嫩葉は蔬菜として用いる。
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中国では、本種及び次のような同属植物の根を牛膝(ギュウシツ,niúxī,ごしつ)と呼び、薬用にする(〇印は正品)。『中薬志Ⅰ』pp.82-87 『(修訂)中葯志 』I/121-127 『全國中草藥匯編 上』pp.205-206
ケイノコヅチ A. aspera(var.indica, A.obtusifolia;粗毛牛膝・土牛膝・倒鉤草)
〇トウイノコズチ A. bidentata(牛漆) ヤナギイノコズヅチ A. longifolia(A.bidentata var.longifolia;
柳葉牛膝・狹葉紅牛膝・山牛膝)
日本では、生薬ゴシツ(牛膝)は トウイノコヅチ又はヒナタイノコヅチの根である(第十八改正日本薬局方)。 |
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