らしゃがきぐさ (羅紗掻草)

学名  Dipsacus fullonum ssp. sativus
日本名  ラシャガキグサ
科名(日本名)  マツムシソウ科
  日本語別名  
漢名  拉毛果(ロウモウカ,lamaoguo)
科名(漢名)  川續斷(センショクタン,chuanxuduan)科
  漢語別名  起絨草(キジュウソウ,qirongcao)
英名  Fuller's teasel
2008/07/21 薬用植物園

 D. fullonum は、オニナベナ。
 ラシャガキグサは総苞の先が曲り、オニナベナは曲らない。
 ナベナ属 Dipsacus(川續斷屬)には、次のようなものがある。
   トウナベナ D. asper (川續斷・續斷・山蘿蔔・和尚頭・慈油菜・六汗・黑老鴉頭)
        
『中薬志Ⅰ』pp.528-532、『中国本草図録』Ⅱ/0854・『中国雑草原色図鑑』223
   D. chinensis (大頭續斷・華續斷) 『中国本草図録』Ⅷ/3826
   オニナベナ D. fullonum (拉毛果・起絨草)
     ラシャガキグサ ssp. sativus
   D. inermis var. mitis 
『雲南の植物』210
   ナベナ D. japonicus(續斷・日本續斷・小血轉・惡鷄婆)
        『中薬志Ⅰ』pp.528-532、『中国雑草原色図鑑』223
   D. silvestri
ヨーロッパ・北アフリカ・西アジア産、観賞用に栽培 
 マツムシソウ科 Dipsacaceae(川續斷科)については、マツムシソウを見よ。
 和名は、熟した果序で羅紗などの織物を起毛するのに用いたことから。
 漢名は、種に対するもの。
 ヨーロッパ・北アフリカ原産。
 乾燥した花序を、織物の起毛に用いた。
 今日では、ドライフラワーとしても用いる。
 中国では、同属の植物のうち、トウナベナ D.asper(川續斷)及びナベナ D.japonicus(續斷)の根を、續斷(ショクタン,xuduan)と呼び、薬用にする。また地方により、D. chinensis (大頭續斷・華續斷)を續斷の代用にする。『中薬志Ⅰ』pp.528-532 
 
李時珍『本草綱目』に、續斷は接骨の功を以て命名したものと。 
 源順『倭名類聚抄』(ca.934)續斷に、「和名波美、一云於仁乃夜加良」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』11
(1806)に、「続断 ハミ和名鈔 オニノヤガラ同上 ヲドリコサウ ヲドリサウ ヲドリバナ クルマグサ豊後 プルプルサウ肥前 トゝキ播州 コモソウバナ コモソウグサ ヤブソバ筑前 カンコバナ城州上加茂」と。ヲドリコサウ以下は、オドリコソウを指すのであろう。 
 

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