ねじあやめ (捻あやめ)

学名  I. biglumis (I. ensata var. chinensis; I. pallasii; I. pallasii var. chinensis; I. lactea; I. lactea var. chinensis)
日本名  ネジアヤメ
科名(日本名)  アヤメ科
  日本語別名  
漢名  馬藺(バリン,malin)
科名(漢名)  鳶尾(エンビ,yuanwei)科
  漢語別名  馬蓮(バレン,malian)、馬楝、馬薤、馬蘭(バラン,malan)、馬帚(バシュウ,mazhou)、鐡掃帚、蠡實・茘實(レイジツ,lishi)、旱蒲(カンホ,hanpu)、豕首(シシュ,shishou)、三堅、劇草
英名  
『全国中草薬匯編』上冊(人民衛生出版社,1975)p.85 より
『中国本草図録』Ⅲ/1441に I. ensata として写真が載る。
『中国雑草原色図鑑』355に I.lactea var.chinensis の写真あり

 学名に関する問題については、ハナショウブを見よ。
 アヤメ属 Iris(鳶尾屬)の植物については、アヤメ属を見よ。
 李時珍『本草綱目』に、「『爾雅』云う、「荓、音は瓶、馬帚なり」と。此れ即ち茘草にして、其の馬刷と為すべきを謂う。今、河南北人、呼びて鐡掃帚と為すは是なり」と。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)蠡實に、「和名加岐都波太」と。源順『倭名類聚抄』(ca.934)劇草に、「和名加木豆波太」と。ただし、これらは誤り。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』11
(1806)に、「蠡実 バリン バレン トウラン江州 ネヂバリン筑前 ネヂアヤメ紀州 ネヂガネ尾州」と。
 朝鮮・中国(東北・華北・西北・華東)・チベット・ロシアに分布。
 中国では、根・葉・花・種子を薬用にする。『中薬志Ⅱ』pp.80-82
 また、葉から紙を作り、根で刷毛を作る。
 『大戴礼』「夏小正」七月に、「苹(ヘイ) 秀づ。〔苹なる者は、馬帚(ばしう)なり。〕」と。
 日本では、『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 春之部」に、「ばれん 中末。花ハあやめのちさき物にて紫、葉もあやめのごとくしやんとして、又ねぢけたる物也」と。

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