どくぜりもどき (毒芹もどき)
学名 |
Ammi majus |
日本名 |
ドクゼリモドキ |
科名(日本名) |
セリ科 |
日本語別名 |
イトバドクゼリモドキ、ホワイトレースフラワー |
漢名 |
大阿米芹(タイアベイキン, dà āmĭqín) |
科名(漢名) |
繖形(傘形,サンケイ,sănxíng)科 |
漢語別名 |
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英名 |
(False) Bishop's weed, Large ammi |
辨 |
ドクゼリモドキ属 Ammi(阿米芹 āmĭqín 屬)には、地中海地方に4-6種がある。
ドクゼリモドキ(イトバドクゼリモドキ) A. majus(大阿米芹)
A. visnaga(Vigsana daucoides;阿米芹・細葉阿米) 地中海地方・エチオピア・イラン産
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セリ科 Apiaceae(Umbelliferae;繖形(傘形) sănxíng 科)については、セリ科を見よ。 |
訓 |
漢名の阿米は、ammi の音写。 |
説 |
地中海地方・アラビア・イランに分布。観賞(切花)用に日中・北アメリカなどで栽培。
日本における栽培は、1957-1958頃以降という。今日では、関東・四国に帰化。 |
誌 |
ドクゼリモドキ属の植物には、古くから地中海地方で薬用にしたものがある。
本種は、アモイジン(白斑藥)の製造原料とする。
アンミ A. visnaga(細葉阿米)は、古代エジプト・中世ヨーロッパなどで薬用にし、今日の中国ではこれを薬用に栽培している。 |
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