どくぜりもどき (毒芹もどき)

学名  Ammi majus
日本名  ドクゼリモドキ
科名(日本名)  セリ科
  日本語別名  イトバドクゼリモドキ、ホワイトレースフラワー
漢名  大阿米芹(タイアベイキン, dà āmĭqín)
科名(漢名)  繖形(傘形,サンケイ,sănxíng)科
  漢語別名  
英名  (False) Bishop's weed, Large ammi
2008/07/21 薬用植物園
 ドクゼリモドキ属 Ammi(阿米芹 āmĭqín 屬)には、地中海地方に4-6種がある。

  ドクゼリモドキ
(イトバドクゼリモドキ) A. majus(大阿米芹)
  A. visnaga(Vigsana daucoides;阿米芹・細葉阿米)
地中海地方・エチオピア・イラン産
   
 セリ科 Apiaceae(Umbelliferae;繖形(傘形) sănxíng 科)については、セリ科を見よ。
 漢名の阿米は、ammi の音写。
 地中海地方・アラビア・イランに分布。観賞(切花)用に日中・北アメリカなどで栽培。
 日本における栽培は、1957-1958頃以降という。今日では、関東・四国に帰化。
 ドクゼリモドキ属の植物には、古くから地中海地方で薬用にしたものがある。
 本種は、アモイジン(白斑藥)の製造原料とする。
 アンミ A. visnaga(細葉阿米)は、古代エジプト・中世ヨーロッパなどで薬用にし、今日の中国ではこれを薬用に栽培している。

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