あかんさす (アカンサス) 

学名  Acanthus mollis
日本名  ハアザミ(葉薊)
科名(日本名)  キツネノマゴ科
  日本語別名  アカンサス
漢名  茛艻花(コンロクカ,genlehua)
科名(漢名)  爵牀(シャクショウ,juechuang)科
  漢語別名  柔毛老鼠■{竹冠に勒}(ジュウモウロウソロク,roumaolaoshule)、蝦蟆花(カバカ,xiamahua)
英名  Acanthus, Bear's breech, Brank-ursine

2005/06/09 跡見学園女子大学新座キャンパス
2005/11/04 同上

 アカンサス属 Acanthus(老鼠■{竹冠に勒}屬)は、地中海地方・熱帯アジア・熱帯アフリカに約50種がある。
   A. balcanicus(長葉老鼠■)
   A. caroli-alexandri
   ムラサキミズヒイラギ A. ilicifolius(老鼠■,ロウソロク,laoshule)
 『中国本草図録』Ⅴ/2316
   A. leucostachyus(刺苞老鼠■)
   ハアザミ A. mollis(茛艻花,コンロクカ,genlehua)
   トゲハアザミ A. spinosus 
ヨーロッパ南部・地中海地方原産。
        アカンサス紋様のモデルといわれる。下欄の誌を見よ。
   A. syliaca
地中海地方産。『週刊朝日百科 植物の世界』2-121 
 キツネノマゴ科 Acanthaceae(爵牀科)については、キツネノマゴ科を見よ。
 学名の Acanthus は、ギリシア語の akantha(とげ)に由来し、葉に刺のあることから。和名はその意訳。
 地中海沿岸に分布。
 日本には、明治末に入る。
 葉の形が古代ギリシア人に好まれ、建築・工芸の装飾文様としてよく用いられた。代表的なものは、B.C.5c.に始まるコリント式 Corintian order 円柱の柱頭 capital の装飾。(トゲハアザミ A. spinosus を写したものという)。
 アカンサス文様は、ヘレニズム時代に東方にもたらされ、ガンダーラ美術などにおいても造形されている。
 ヨーロッパでは、根を民間薬として用いる。
 日本には、明治時代にまず西洋建築の装飾として知られ、明治末になってから植物そのものが入った。


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