うすゆきそう (薄雪草)
学名 |
Leontopodium japonicum |
日本名 |
ウスユキソウ |
科名(日本名) |
キク科 |
日本語別名 |
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漢名 |
薄雪火絨草(ハクセツカジュウソウ,báoxuě huŏróngcăo) |
科名(漢名) |
菊(キク,júu)科 |
漢語別名 |
薄雪草、火艾 |
英名 |
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2008/07/24 長野県蓼科山 |
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頭花の周囲に拡がる白い葉状のものは苞
辨 |
ウスユキソウ属 Leontopodium (火絨草 huŏróngcăo 屬)には、ユーラシアの高山に約60種がある。
L. andersonii(L.subulatum;松毛火絨草・鑽葉火絨草・苦艾)
雲南・貴州・インドシナ産 『雲南の植物』228
L. artemisiifolium(艾葉火絨草) 四川・雲南産 『雲南の植物』226
ハナウスユキソウ L. conglobatum(團球火絨草・剪花火絨草)
黒龍江・モンゴリア・極東ロシア・シベリア産 『中国本草図録』Ⅸ/4375
コウライウスユキソウ(タンナウスユキソウ) L. coreanum(L.hallaisanense)
L. dedekensii (戟葉火絨草) 四川産 『中国本草図録』Ⅷ/3884
エゾウスユキソウ L. discolor
ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ) L. fauriei 本州東北日本海側産
ホソバヒナウスユキソウ var. angustifolium 関東北部産
L. franchetii (堅桿火絨草) 四川・雲南産
『雲南の植物』229・『中国本草図録』Ⅷ/3885・『週刊朝日百科 植物の世界』1-83
L. haplophylloides(香芸火絨草) 甘肅・青海・四川産 『雲南の植物』227
ハヤチネウスユキソウ L. hayachinense 岩手早池峰山産
L. jacotianum(雅谷火絨草) チベット・ヒマラヤ・カシミール産
var. caespitosum(叢生雅谷火絨草)
雲南・ミャンマー産 『雲南の植物』228・『朝日百科 世界の植物』1-46
ウスユキソウ L. japonicum (薄雪火絨草・薄雪草・火艾)
コウスユキソウ var. spathulatum
ミネウスユキソウ var. shiroumense
カワラウスユキソウ var. perniveum
ナガバウスユキソウ L. junpeianum(L.longifolium;長葉火絨草・兔耳子草) 『中国本草図録』Ⅵ/2900・『中国雑草原色図鑑』261
チシマウスユキソウ L. kurilense
ミユキソウ L. leiolepis
ノウスユキソウ L. leontopodioides (火絨草・火絨蒿・大頭毛香・老頭草)
『中国本草図録』Ⅲ/1401・『中国雑草原色図鑑』261・『全國中草藥匯編 上』p.143
カワカミウスユキソウ L. microphyllum(小葉火絨草) 臺灣産
オオヒラウスユキソウ L. miyabeanum(L.hayachinense var.miyabeanum)
L. monocephalum(單頭火絨草) チベット・ヒマラヤ産 『週刊朝日百科 植物の世界』1-84
L. nanum (矮火絨草) 陝甘・四川・チベット・ヒマラヤ・中央アジア産 『朝日百科 世界の植物』1-47
L. nivale
セイヨウウスユキソウ(エーデルワイス) subsp. alpinum
{L.alpinum;高山火絨草)
コマウスユキソウ(ヒメウスユキソウ) L. shinanense 木曽山脈産
L. sinense(華火絨草・多枝火絨草・蛾藥) 四川・貴州・雲南産 『全国中草葯匯編』上/883
L. smithianum (絹茸火絨草) 河北・内蒙古・陝甘産 『週刊朝日百科 植物の世界』1-83
L. stracheyi (毛香火絨草) 四川・雲南・チベット・ヒマラヤ産 『中国本草図録』Ⅷ/3886
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キク科 Asteraceae(菊 jú 科)の植物については、キク科を見よ。 |
訓 |
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説 |
北海道・本州(近畿以東)・河南・山西・陝甘・湖北・安徽・四川に分布。
埼玉県では、絶滅危惧Ⅱ類(VU)。
なお、中国産のものは別種ともいう(『改訂新版 日本の野生植物』)。 |
誌 |
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