すずらん (鈴蘭)

学名  Convallaria keiskei (C. majalis var. keiskei)
日本名  スズラン
科名(日本名)  ユリ科
  日本語別名  キミカゲソウ(君影草)、ベンケイソウ
漢名  鈴蘭(レイラン,linglan)
科名(漢名)  百合(ヒャクゴウ,baihe)科
  漢語別名  君影草(junyingcao)、草玉鈴(caoyuling)・鈴鐺花、蘆藜花・小蘆藜・小蘆鈴、鹿鈴・鹿鈴草、香水花・草寸香、糜子菜・掃帚糜子、
英名  

2018/05/17 長野県入笠山

 2006/06/04 北大植物園 (札幌)

 スズラン属 Convallaria(鈴蘭屬)は、北半球に数種がある。
   スズラン C. keiskei(C.majalis var.manshurica)
   ドイツスズラン C. majalis(C.transcaucasia;鈴蘭)
   アメリカスズラン C. majuscula 
北アメリカ(アパラチア)産
   C. transcaucasia → C. majalis 
 スズランは、ユーラシア大陸北部に分布し、地理的な変異がある。これを、
   (1) 広くユーラシア大陸に分布するドイツスズラン C. majalis と、東アジア温帯に分布するスズラン(鈴蘭) C. keiskei に、分けて考える説、
   (2) 日本のスズランを、ドイツスズランの変種 var. keiskei とする説、
   (3) アメリカ産の C. majascula も含めて、これらを1種 C. majalis に統一する説、などがある。
 中国では、『中国高等植物図鑑』は(2)の立場を採るが、『中薬志T』以下『全国中草薬匯編』『中薬大辞典』は、C.keiskei について記述する。本項の漢名別名・分布地域・薬能などについては、後者に従う。
 ユリ科 Liliaceae(百合科)については、ユリ科を見よ。
 日本では、古くは君懸草(きみかけそう)と呼び、鈴蘭は ラン科のカキランを指したという。
 漢名の鈴蘭・君影草は日本語の輸入。
 属名は、ラテン語「谷」とギリシア語「ゆり」の合成造語(英語の Lily-of-the-valley はこれと同意味)
 種小名は「五月に花さく」。
 日本(北海道・本州近畿以北・九州)・朝鮮・中国(東北を中心に,河北・河南・山東・山西・陝西)・シベリア東部に分布。 
 全草に有毒成分を持つ。
 中国では、開花時の全草・根を薬用にする。『中薬志V』p.191 
 北海道の道花。


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