せつぶんそう (節分草) 

学名  Eranthis pinnatifida (Shibateranthis pinnatifida)
日本名  セツブンソウ
科名(日本名)  キンポウゲ科
  日本語別名  
漢名  日本菟葵(ニホントキ,rìbĕn tùkuí)
科名(漢名)  毛茛(モウコン,máogèn)科
  漢語別名  
英名  
2024/02/14 植物多様性センター 

2006/02/18 野川公園自然観察園
2007/02/08 同上
2008/02/21 同上              

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2007/03/04 野川公園自然観察園

 セツブンソウ属 Eranthis(菟葵 tùkuí 屬) には、ユーラシアに約8-11種がある。

  E. albiflora(Shibateranthis albiflora;白花菟葵) 四川産 
  E. byunsanensis
 朝鮮産 
  E. cilicica
トルコ・イラクに分布 
  キバナセツブンソウ E. hyemalis
  E. lobulata(Shibaternthis lobulata;淺裂菟葵) 四川産
  セツブンソウ E. pinnatifida(Shibateranthis pinnatifida, S.keiskei)
  E. sibirica(Shibateranthis sibirica)シベリア産
  チョウセンセツブンソウ E. stellata(Shibateranthis stellata;菟葵)
        
朝鮮(北部)・遼寧・吉林・極東ロシア産
   
 キンポウゲ科 Ranunculaceae(毛茛 máogèn 科)の植物については、キンポウゲ科を見よ。
 和名は、節分の頃にさくことから。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918) 菟葵、一名莃 に、「和名以倍尓礼」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934) 野菜類に「兔葵 本草云兔葵〔和名以倍仁礼〕味甘、寒、無毒者也」と。イヘニレは家楡であろう。
 学名の属名は、ギリシア語の「春の花」に由来。
 日本特産、本州関東以西の山地の日陰に群生する。
 今日では、園芸採取・森林伐採などのため、全国でも埼玉県でも絶滅危惧Ⅱ類。
 


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