おうれん (黄連) 

学名  Coptis japonica
日本名  オウレン
科名(日本名)  キンポウゲ科
  日本語別名  カクマグサ、ヤマクサ
漢名  
科名(漢名)  毛茛(モウコン,maogen)科
  漢語別名  
英名  
キクバオウレン var. anemonifolia  2006/03/04 薬用植物園

2006/03/26 同上


セリバオウレン
var. major  2006/03/26 薬用植物園

2006/04/15 同上


コセリバオウレン
var. japonica   2006/02/19 薬用植物園
2018/05/16 長野県蓼科山


 オウレン属 Coptis(黃連屬)には、東アジア・北アメリカに約10種がある。
   シナオウレン C. chinensis (黃連・味連)
『中薬志Ⅰ』pp.457-464、『中国本草図録』Ⅵ/2588
     var. brevisepela (土黃連・短萼黃連)
   C. deltroidea (三角葉黃連・雅連・峨眉連)
 『中国本草図録』Ⅵ/2589
   オウレン C. japonica
     キクバオウレン var. anemonifolia
 根生葉が1回3出複葉
     セリバオウレン var. major(var.dissecta)
 根生葉が2回3出複葉
     コセリバオウレン var. japonica
 根生葉が3~4回3出複葉
   ウスギオウレン C. lutescens
   ヒュウガオウレン C. minamitaniana
   C. omeiensis (C.chinensis var.omeiensis;峨嵋野連・鳳尾連・岩黃連)
        
『中薬志Ⅰ』pp.457-464、『中国本草図録』Ⅵ/2590
   バイカオウレン
(ゴカヨウオウレン) C. quinquefolia(五葉黃連)
   C. quinquesecta(五裂黃連)
   オオゴカヨウオウレン
(ミンゲツオウレン) C. ramosa(C.quinquefolia var.ramosa;
        眠月黃連)
 臺灣産
   C. teetoides(C.teeta;雲南黃連・雲連)『中薬志Ⅰ』pp.457-464
   ミツバオウレン C. trifolia(三葉黃連)
   ミツバノバイカオウレン C. trifoliolata 
 キンポウゲ科 Ranunculaceae(毛茛科)の植物については、キンポウゲ科を見よ。
 和名オウレンは 黄連の音読み。ただし、漢名を黃連(コウレン,huanglian)というものはシナオウレン C. chinensis。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)黄連及び源順『倭名類聚抄』(ca.934)黄連に、「和名加久末久佐」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』9
(1806)に、「ヤマクサ延喜式 カクマクサ和名鈔 今ハ通名」と。
 今日のカクマ・カグマについては、リョウメンシダを見よ。
 漢名黄連は、「其の根 珠を連ね、色は黄、故に名づく」と(李時珍『本草綱目』)
 属名は、ギリシア語の「切る koptein」により、葉が細かく切れ込むことから。
 本州・四国の山地に、稀に自生する。
 主にセリバオウレンが、薬用に栽培されている。
 中国では、シナオウレン C. chinensis の根茎を黃連(コウレン,huanglian)と呼び、薬用にする。
 日本では、本種、シナオウレン及び C. deltoides(三角葉黄連)などの根茎を黄連
(おうれん)と呼んで薬用にし、日本薬局方に載る。
 『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 春之部」に、「黄蓮 初。花白、小りん。葉もこまかなり。根ハ薬のわうれん也」と。

オウレン畑  2007/04/30 あきる野市留原

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