まつも (松藻)
学名 |
Ceratophyllum demersum |
日本名 |
マツモ |
科名(日本名) |
マツモ科 |
日本語別名 |
キンギョモ |
漢名 |
金魚藻(キンギョソウ, jīnyúzăo) |
科名(漢名) |
金魚藻(キンギョソウ, jīnyúzăo)科 |
漢語別名 |
松藻(ショウソウ,songzao) |
英名 |
Hornwort |
2008/07/11 草津市水生植物園 |
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2009/07/11 京都府立植物園 |
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辨 |
マツモ科 Ceratophyllaceae(金魚藻 jīnyúzăo 科)にはマツモ属 Ceratophyllum(金魚藻 jīnyúzăo 屬)1属があり、世界に4-6種がある。
マツモ C. demersum(金魚藻)
C. inflatum(寛葉金魚藻)
C. manshuricum(東北金魚藻)
C. platyacanthum
ヨツバリキンギョモ ssp. oryzetorum(C.oryzetorum,
C.demersum var.quadrispinum;五刺金魚藻)
C. submerum(細金魚藻)
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訓 |
小野蘭山『本草綱目啓蒙』15(1806)水藻に、「カハモ イツモノハナ古歌、和名鈔 モ カハナグサ倶ニ同上」、「水藻ハ水中ニ生スル藻類ノ総名なり。・・・其一ハ聚藻 フサモ江州 キンギヨモ ヱビノス紀州 ノボリ但州 タジヤクモ勢州 スゞモ土州。・・・其一ハ馬藻 ヤナギモ サゝモキ水戸 サゝモ」と。 |
説 |
世界の熱帯・温帯に分布、日本・中国ともに全国にある。 |
誌 |
日本で、園芸上金魚藻(きんぎょも)と呼んできたものは、本種マツモと、アリノトウグサ科 Haloragaceae(小二仙草科)フサモ属 Myriophyllum(■{艸冠に雜}屬)のホザキノフサモ(キンギョモ) M.spicatum(■{艸冠に雜}・泥茜)である。
ただし、近年金魚藻として売られているものは、スイレン科 Nymphaeaceae(睡蓮科)ハゴロモモ属 Cabomba のハゴロモモ(フサジュンサイ) C.caroliana である。 |
中国では、マツモの全草を薬用にする。『全国中草葯匯編』下/401 |
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