まめづた (豆蔦)
学名 |
Lemmaphyllum microphyllum |
日本名 |
マメヅタ |
科名(日本名) |
ウラボシ科 |
日本語別名 |
マメゴケ、イワマメ、マメシダ |
漢名 |
伏石蕨(フクセキケツ,fúshíjué) |
科名(漢名) |
水龍骨(スイリョウコツ,shuĭlónggŭ)科 |
漢語別名 |
螺厴草(ラエンソウ,luoyancao)、飛龍鱗、石耳垂、石瓜子、瓜子蓮、猫龍草、鏡面草 |
英名 |
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2009/06/31徳島市城山 |
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2006/06/07 京都市 嵯峨野 |
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2010/08/21 富山県中央植物園 |
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2009/11/05 奈良県宇陀市 室生寺 |
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辨 |
マメヅタ属 Lemmaphyllum(伏石蕨 fúshíjué 屬)には、約13種がある。
incl. Lepidogrammitis
L. carnosum(肉質伏石蕨・金魚藤・豆瓣鹿銜)
オオボシシダ L. diversum
ウラボシマメヅタ L. drymoglossoides(Lepidogrammatis drymoglossoides;
抱石蓮) 陝甘・四川・貴州・兩湖・兩廣・福建産
マメヅタ L. microphyllum(伏石蕨・螺厴草)
ヒメマメヅタ var. nobukoanum(L.nobukoanum)
リュウキュウマメヅタ var. obovatum(L.spathulatum)
オニマメヅタ L. pyriforme(梨黃骨牌蕨)
Lepidogrammitis rostrata(Lepidogrammitis subrostrata;
骨牌蕨・上樹咳・瓜核草)
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ウラボシ科 Polypodiaceae(水龍骨 shuĭlónggŭ 科)については、ウラボシ科を見よ。 |
シダ植物については、しだを見よ。 |
訓 |
『大和本草』に、「螺黶草(マメヅル)」と。
小野蘭山『本草綱目啓蒙』16(1806)螺厴草に、「マメゴケ アヲマメゴケ マメヅタ筑前豫州 イシマメ長州 イハマメ讃州播州 カゞミゴケ城州加茂 サネカヅラ雲州」と。 |
説 |
本州(東北南部以南)・四国・九州・琉球・朝鮮・臺灣・華東・兩湖・兩廣・貴州・雲南・ヒマラヤ・ベトナムに分布。 |
誌 |
中国では、全草を魚鳖金星(ギョヘツキンセイ,yúbiē jīnxīng)・螺厴草と呼び、薬用にする。 『全国中草葯匯編』上/554 |
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