いのかしらふらすこも (井の頭フラスコ藻)

 学名  Nitella mirabilis var. inokasiraensis 
 和名  イノカシラフラスコモ 
 科名(和)  シャジクモ科 
  別名(和)   
 漢名   
 科名(漢)   
  別名(漢)   
 英名   

雄株   2024/05/10 植物多様性センター 

 フラスコモ属 Nitella には、次のようなものがある。

  N. acuminata
    チャボフラスコモ var. capitulifera
    トガリフラスコモ var. subglomerata
  N. allenii
    ミカワフラスコモ var. mikawaensis
  ジュズフラスコモ N. axillaris
  ミルフラスコモ N. axillformis
  ジュズフサフラスコモ N. comptonii
  ヒメフラスコモ N. flexilis
    ヒメフラスコモ var. flexilis
  フタマタフラスコモ N. furcata
    フタマタフラスコモ var. furcata
    テガヌマフラスコモ var. fallosa
  キヌフラスコモ N. gracilens
  ホソバフラスコモ N. graciliformis
  ヒナフラスコモ N. gracillima
  オトメフラスコモ N. hyalina
  ニッポンフラスコモ N. japonica
  N. megacarpa
    アメリカフラスコモ var. megacarpa
  セイロンフラスコモ N. megaspora
  チリフラスコモ N. microcarpa
  N. mirabilis
    イノカシラフラスコモ var. inokasiraensis
  モリオカフラスコモ N. moriokae
  N. mucronata
    サキボソフラスコモ var. mucronata
  フラスコモダマシ N. imahorii
  ミゾフラスコモ N. oligospira
  ナガフラスコモ N. orienalis
  ハデフラスコモ N. pulchella
  ホンフサフラスコモ N. pseudoflabellata
    ニッポンフサフラスコモ var. imperialis
    ミノフサフラスコモ var. mucosa
    ホンフサフラスコモ var. pseudoflabellata
  ナガホノフラスコモ N. spiciformis
  レンリフラスコモ N. sublucens
   
 シャジクモ科については、シャジクモ科を見よ。    
 「和名ふらすこもノふらすこハ元來ぽるとがる語ノふらすこ(frasco)に由來シ其蔵卵器ノ形狀、德利狀ヲ成セル爲メ之レヲふらすこ藻ト唱ヘタルナリ」(『牧野日本植物圖鑑』)。
 ただし、江戸時代末にフラスモと呼ばれていた例が報告されている。 
 本州に分布。
 1957東京の井之頭池で発見、1965新種記載。1963井之頭池は湧水が涸れ、本種は絶滅したと考えられていたが、2014以降のかいぼりにより2016復活した。 
 なお、1986市川市で、2019房総丘陵でも発見。 
 雌雄異株。
  


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