ひきおこし (引起) 

学名  Isodon japonicus (Rabdosia japonica, Plectranthus japonicus)
日本名  ヒキオコシ
科名(日本名)  シソ科
  日本語別名  エンメイソウ(延命草)、トンボソウ、ムラタチ、オロトド・オロントド・オリド
漢名  毛葉香茶菜(モウヨウコウチャサイ, máoyè xiāngchácài)
科名(漢名)  脣形(シンケイ,chúnxíng)科
  漢語別名  香茶菜、山蘇子、回菜花、倒根野蘇
英名  
2008/05/24 東京薬科大学薬草園

2010/08/24 富山県薬用植物指導センター

2010/10/16 薬用植物園

2008/10/30 薬用植物園

 Isodon japonicus には、次のような種内分類群がある。

  ヒキオコシ var. japonicus(毛葉香茶菜)
  マンシュウヒキオコシ var. glaucocalyx(藍萼香茶菜)
   
 ヤマハッカ属 Isodon(香茶菜 xiāngchácài 屬)については、ヤマハッカ属を見よ。
 「起死囘生ノ効アリト稱シテ此和名アリ。又延命草モ同意味ナリ」(『牧野日本植物圖鑑』)。
 「ヒキオコシの名は、瀕死の重病人に弘法大師がこれを飲ませたら起き上がったという伝説に基づく」(『改訂新版 日本の野生植物』)。
 ヒキオコシは、北海道・本州・四国・九州・朝鮮・江蘇・河南・山西・陝甘・四川に分布。
 マンシュウヒキオコシは、日本・朝鮮・山東・河北・山西・遼寧・吉林・黑龍江・極東ロシアに分布。
 中国では、地上の全草を薬用にする。
 日本では、民間に健胃剤として用いる。


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