きだちわた (木立綿) 

学名  Gossypium arboreum
日本名  キダチワタ
科名(日本名)  アオイ科
  日本語別名  モクメン(木綿)、インドワタ
漢名  樹棉(ジュメン,shùmián)
科名(漢名)  錦葵(キンキ,jĭnkuí)科
  漢語別名  中國棉(zhongguomian)・中棉、
木本鷄脚棉(ボクホンケイキャクメン,mubenjijiaomian)、棉花(メンカ,mianhua)、
亞洲棉(アシュウメン,yazhoumian)
英名  Cotton plant, Cotton wool tree, Tree cotton
2011/08/28 富山県中央植物園
   「ワタ」Gossypium arboreum L.」と標示

 ワタ属 Gossypium(棉 mián 屬)の植物については、ワタ属を見よ。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』(1806)32に、「木棉 パンヤ」「草綿 キワタ トウワタ ワタ」と。
 インド(インダス川のデルタ地帯)原産。インドでは高さ4-6mに達するという。
 インド・東南アジア・中国・朝鮮・日本・アフリカで栽培。中国では、黄河以南の各省で栽培。
 日本には、永正(1504-1521)年間に種子が渡来。三河でワタ作が興り、これが遠江・駿河・武蔵・甲斐・九州に広がり、天正(1573-1592)年間には近畿でも広く栽培された。そして綿布は、商品として広く流通するようになった。19c.に急速に減少。
 中国では、根を薬用にする。

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