つるむらさき (蔓紫) 

学名  Basella rubra (B. alba)
日本名  ツルムラサキ
科名(日本名)  ツルムラサキ科
  日本語別名  
漢名  落葵(ラクキ,luokui)
科名(漢名)  落葵科
  漢語別名  臙脂藤(エンジトウ,yanzhiteng)・臙脂豆・臙脂菜、藤羅菜(トウラサイ,tengluocai)、藤菜、藤七、紅藤果、滑菜果、軟薑子(ナンキョウシ,ruanjiaozi)、粘藤、■{草冠に終}葵(シュウキ,zhongkui)、御菜(ギョサイ,yucai)、承露(ショウロ,chenglu)、白虎下鬚、猴子七、蟳黄菜・蟳菜
英名  Red vine spinach, Indian spinach, Ceylon spinach, Malabar spinach, Malabar Nightshade
2006/11/01 新座市大和田

 ツルムラサキ科 Basellaceae(落葵科)には、4-5属15-20種がある。
   マデイラカズラ属 Anredera
     マデイラカズラ A. cordifolia
   ツルムラサキ属 Basella(落葵屬)
   Boussingaultia(落葵薯屬)
   Tournonia 
コロンビアに1種
   Ullucus
アンデスに1種 
     U. tuberosa(E.Ulluca)
イモを食用 
 ツルムラサキ属 Basella(落葵屬)は、旧世界に5種がある。
   ツルムラサキ B. alba(落葵)
 茎葉は緑色。『中国本草図録』Ⅰ/0050
   シンツルムラサキ B. rubra(E.Ceylon spinach)
 茎葉は紫色。
 この2種は、一説に同一種とする。
 和名は、果汁をもって紫色(臙脂)を染めることから。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)落葵に、「和名加良阿布比」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』23(1806)落葵に、「ツルムラサキ」と。
 原産地は、一説にインド・インドネシアといい、一説にアフリカにも分布するといい、分明ではない。現在は、熱帯を中心に広く栽培する。
 中国では、南北各地で栽培する。
 日本には、明治時代に薬用として入った。
(牧野は、緑のものは江戸時代に入り、紫色のものは明治に入ったという)。
 日本・中国では一年生草本として扱い、鉢植え・盆栽・垣根などに利用して観賞する。また全草を薬用にするほか、熱帯地方を中心に蔬菜として食用にする。
 茎に粘液を含み、かつてはこれを製紙用の糊に用いた。
 果実に紫の色素を含み、胡臙脂と呼んで、インク・食品の着色料・化粧品に用いた(臙脂については、ベニバナを見よ)。
 中国では、『爾雅』郭璞注以来 各書に名の見える古い蔬菜。

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