しろばなむしよけぎく (白花虫除菊) 

学名  Pyrethrum cinerariifolium (=Chrysanthemum cinerariaefolium)
日本名  シロバナムシヨケギク
科名(日本名)  キク科
  日本語別名  シロムシヨケギク、ジョチュウギク、ダルマチヤジョチュウギク
漢名  除蟲菊(ジョチュウキク,chuchongju)
科名(漢名)  菊科
  漢語別名  白花除蟲菊
英名  (Dalmatian) Pyrethrum
2007/06/07 薬用植物園
2007/05/10 薬用植物園
2007/04/19 薬用植物園

 シロバナムシヨケギク属 Pyrethrum(小黄菊屬)には、次のようなものがある。
   コーカシアムシヨケギク P. caucasiacum
   シロバナムシヨケギク P. cinerariifolium(Chrysanthemum cinerariifolium,
         Tanacetum cinerariifolium;除蟲菊・白花除蟲菊)
   アカバナムシヨケギク P. coccineum(Chrysanthemum coccineum;紅花除蟲菊)
   P. corymbosum
   ナツシロギク P. matricaria
   P. pulchrum (Chrysanthemum pulchrum;小黄菊)
   P. tatsienense(Chrysanthemum tatsiense;川西小黄菊・韃新菊)
        
『中国本草図録』Ⅵ/2904 
 旧キク属 Chrysanthemum については、シュンギクを見よ。
 キク科 Compositae(菊科)の植物については、キク科を見よ。
 属名は、ギリシア語の pyro(炎)と athroos(多い)の合成語、熱病の薬としたことから。
 バルカン半島ダルマチア地方原産。
 植物体にピレトリンを含む。ピレトリンは、昆虫など変温動物の神経系に作用して全身麻痺や運動不能を引き起こす(恒温動物には無害)ので、除虫剤として用いた。
 かつては子房からピレトリンを抽出して用いたが、今は化学合成品アレスリンで代用されるので、除虫菊は香り付けに添加するのみ。
 中国では、江蘇・浙江・山東などで栽培。花は5 -6月ころ開きかけのものを摘み、全草は 夏から秋に採集し、いずれも乾燥して用いる。
 日本には、明治初に導入。昭和10年ころには栽培面積3万ha、世界第一位の産出量・輸出量があった。かつては北海道・和歌山・岡山・広島・愛媛などが主産地であったが、今日では瀬戸内海周辺で観光用に栽培するのみ、という。
 蚊取線香の香り付けには、ケニアから輸入したものを用いるという。
 中国では、花・全草を薬用にする。
 日本では、かつては蚤取粉、今日では蚊取線香などの殺虫剤の原料。

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