みつば (三葉)

学名  Cryptotaenia japonica (C. canadensis var. japonica)
日本名  ミツバ
科名(日本名)  セリ科
  日本語別名  ミツバゼリ
漢名  鴨兒芹(オウジキン,yāérqín)
科名(漢名)  繖形(傘形,サンケイ,sănxíng)科
  漢語別名  
英名  Japanese hornwort
2009/04/20 福島市岡部 2008/09/11 入間市宮寺

2008/05/ 22 小平市

 ミツバ属 Cryptotaenia(鴨兒芹 yāérqín 屬)には、4-6種がある。

  C. canadensis
 北アメリカに分布
  ミツバ C. japonica(C.canadensis var.japonica;鴨兒芹) 
    ムラサキミツバ f. atropurpurea
   
 セリ科 Apiaceae(Umbelliferae;繖形(傘形) sănxíng 科)については、セリ科を見よ。
 『大和本草』に、「野蜀葵{ミツハセリ} 和名ミツハセリ。」と。 
 北海道・本州・四国・九州・琉球・朝鮮・臺灣・華東・兩湖・兩廣・四川・貴州・雲南・陝甘・河北・千島・樺太・ロシア沿海地方に分布。全草に強い香がある。
 中国では、全草を鴨兒芹(オウジキン,yāérqín)と呼び薬用にする。 『全国中草葯匯編』上/693-694
 日本では、古くから野菜として利用し、江戸時代からは栽培している。
 『農業全書』に、「野蜀葵(みつばぜり)  三葉芹、うへ様芹に同じ。水湿の辺り、樹下、かきのもと、其外陰湿の肥へたる所に畦作りしてうへたるは猶よし。草かじめ、手入を加ふれば一入さかへ、料理に用ひやはらかにして風味ある物也。膾、ひたし物、魚鳥の汁物などに加へてことに能きものなり」と。
 『大和本草』野蜀葵に、「國俗昔ハコレヲ食スル事ヲ不知、近年食ス、市ニモウル」と。 

ムラサキミツバ f. atropurpurea  2021/10/29 薬用植物園 


跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
跡見群芳譜トップ ナス オクラ ブルーベリー コマツナ ソバ ナシ 農産譜index