ごぼう (牛蒡) 

学名  Arctium lappa
日本名  ゴボウ 
科名(日本名)  キク科
  日本語別名  ウマフブキ、キタキス
漢名  牛蒡(ギュウボウ,niubang)
科名(漢名)  菊(キク,ju)科
  漢語別名  惡實(アクジツ,eshi)、大力子(タイリキシ,dalizi)、黏蒼子、老鼠愁・老鼠撚撚、老母豬耳朶、黑風子、疙瘩菜、洋蘿蔔
英名  Great burdock, Edible burdock
2005/06/08   所沢市坂之下
『中国雑草原色図鑑』229参照


2010/08/24 富山県薬用植物試験場


 ゴボウには、多くの栽培品種がある。
 ゴボウ属 Arctium(牛蒡屬)には、ユーラシアに5乃至10種がある。
 ゴボウの原種の写真は、『週刊朝日百科 植物の世界』1-26に載る。
 キク科 Compositae(菊科)の植物については、キク科を見よ。
 漢名の蒡は、葉が左右にひろがる蔬菜。即ちゴボウは牛菜。
 惡實は、果実の姿形と、刺が多いことから。
 和名は、漢名牛蒡の呉音から。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)悪実に、「和名宇末布々岐」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934)牛蒡に、「和名岐太岐須、一云宇末不々岐」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』11
(1806)に、「悪実 ゴボウノミ」と。
 属名は、ギリシア語の arction(モウズイカ)から。
 シベリア・中国北東部に分布。北アメリカ・オーストラリア・ニュージーランドなどに帰化。 
 日本に入ったのは、平安時代以前。福井県三方町にある縄文時代の鳥浜遺跡から、ゴボウの果実が出土したという。
 中国では、むかし根・葉を食用にした。また実(牛蒡子・惡實)・根・葉(大夫葉)を薬用にする。通常は草地や村落の周辺に自生するものを用いるが、しばしば栽培する。『中薬志Ⅱ』pp.47-49
 宋代の『山家清供』には「牛蒡脯」という料理名が載る。
 今日、根を蔬菜として食用にするのは日本・朝鮮半島。
 日本では、平安時代の末には宮廷の献立に載っていた。



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