ばじる Basil

学名  Ocimum basilicum
日本名  メボウキ(目箒)
科名(日本名)  シソ科
  日本語別名  バジル、バジリコ
漢名  羅勒(ラロク,luole)
科名(漢名)  唇形(シンケイ,chunxing)科
  漢語別名  羅艻・羅勒(ラロク,luole)、矮糠(ワイコウ,aikang)、薄荷樹(ハクカジュ,boheshu)、光明子(コウミョウシ,guangmingzi)、蘭香(ランコウ,lanxiang)、香菜(コウサイ,xiangcai)、巴茲爾(ハジジ,bazi'er)、零陵香(江蘇・浙江にて)、佩蘭(山東にて)、家佩蘭(江蘇にて)
英名  Basil, Sweet basil
2007/08/13 薬用植物園

2010/10/16 薬用植物園


 メボウキ属 Ocimum(羅勒屬)。東アジアには自然分布するものはないが、次のものを栽培し、一部野生化しているものがある。

   O. americanum(灰羅勒)
   メボウキ
(バジル) O. basilicum (羅勒;E.Basil)
     var. pilosum (毛羅勒・矮糠) 『中国本草図録』Ⅵ/2808・『中国雑草原色図鑑』188
   インドメボウキ
(広義) O. gratissimum(丁香羅勒) 
     インドメボウキ var. suave(毛葉丁香羅勒)
『中国本草図録』Ⅰ/0300・Ⅱ/0797
   カミメボウキ O. tenuiflorum(O.sanctum;聖羅勒・薰草・零陵香;E.Holy basil)
        
インド・東南アジア産。ヒンドゥー教の聖なる草トゥルシー tulsi。 
 シソ科 LABIATAE(LAMIACEAE;唇形科)については、シソ科を見よ。
 後趙の石勒(274-333)の諱を避けて、羅勒を蘭香と改む。
 和名メボウキ(目箒)は、その種子を目に入れると、寒天様物質が出て目のごみをぬぐい、かすみ目に効く、ということから。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』22(1806)羅勒に、「メバゝキ」と。
 種小名・英名は、ギリシア語の basilikon(高貴な草)に由来、王侯貴族が香水に用いたことから。
 バジリコ basilico は、イタリア語名。
 アジア・アフリカの温帯・暖帯に分布し、中国の南部では一部野生化している。
 日本には江戸時代に入る。
 全草を 香辛料・薬用に用いる。
 『名医別録』の薫草及び『開宝本草』以下の零陵香はメボウキあるいはカミメボウキだが、今日零陵香の正品は オカトラノオ属 Lysimachia(排草屬)のモロコシソウ L.sikokiana(L.foenum-graecum;排草)である、という。『中薬志Ⅲ』pp.220-224、『中国本草図録』Ⅹ/4784 



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