おらんだきじかくし (和蘭雉隠) 

学名  Asparagus officinalis
日本名  オランダキジカクシ
科名(日本名)  キジカクシ科
  日本語別名  マツバウド(松葉独活)、アスパラガス
漢名  石刁柏(セキチョウハク, shídiāobăi)
科名(漢名)  天門冬(テンモンドウ,tiānméndōng)科
  漢語別名  蘆笋(ロジュン,lúsŭn)・露笋(ロジュン,lùsŭn)、龍鬚菜(リョウシュサイ,lóngxūcài)
英名  Common asparagus,Garden asparagus
2006/08/02 所沢市本郷
2006/07/10 三好町竹間沢

2008/10/25 長野県小布施町
2007/12/26 所沢市本郷
 食用に栽培するものは var. altilis、嫩茎は太く柔らかい。
 キジカクシ属(クサスギカズラ属) Asparagus(天門冬 tiānméndōng 屬)については、キジカクシ属を見よ。
 漢名の石刁は、石の刀。
 ヨーロッパから西・中央アジアを経て西シベリアにまで分布する。中国では、新疆西北部に野生するほか、各地で栽培するものが逸出して野生化している。
 紀元前から薬用、のち食用に用いてきた。ローマ時代 ca.100 にすでに食用にする。のちヨーロッパ全域に普及。17c.アメリカに入る。今日では、広く全世界で食用に栽培する。
 日本には、天明元年
(1781)以前にオランダ人が観賞用とのものを移入。明治4年(1871)北海道開拓使が食用のものをマツバウドの名で導入した。
 日本では、昭和40年(1965)頃までは缶詰のホワイトアスパラガスが行われたが、1970年代からグリーンアスパラガスが主流になった。
 中国では、塊根を薬用にする。

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