とくさ (砥草) 

学名  Equisetum hyemale
日本名  トクサ
科名(日本名)  トクサ科 
  日本語別名  ミガキグサ、ヤスリグサ
漢名  木賊(ボクゾク,muzei,もくぞく)
科名(漢名)  木賊科
  漢語別名  銼草(ザソウ,cuocao)、節節草(セツセツソウ,jiejiecao)、節骨草、筆頭草(ヒツトウソウ,bitoucao)
英名  Horsetail, Scouring rush
2005/05/23 跡見学園女子大学新座キャンパス 2005/06/13 同左

2006/08/28 明治薬科大学薬草園


 トクサ科 Equisetaceae(木賊科)には、1属15種がある。
 トクサ属 Equisetum(木賊屬)には、次のようなものがある。
   スギナ E. arvense(問荊)
   タイワンイヌトクサ E. debile(筆管草・纎弱木賊・接骨筒・接骨草・木賊)
   E. diffusum(散生木賊)
 『中国本草図録』Ⅲ/1043
   トクサ E. hyemale(木賊)
   ミズドクサ E. limosum
   イヌスギナ E. palustre(犬問荊)
   E. pratense (草問荊)
   イヌドクサ
(カワラドクサ) E. ramosissimum(節節草) 『中国雑草原色図鑑』11
   ヒメドクサ E. scirpoides(藺問荊)
 『中国本草図録』Ⅸ/4046
   フサスギナ E. sylvaticum(林問荊)
 『中国本草図録』Ⅳ/1561 
 シダ植物については、しだを見よ。
 和名は、物を磨くのに用いるので、砥石に擬えて「砥草」。
 漢名は、李時珍『本草綱目』に、「此の草、節有り。面 糙澁、木骨を治むは、之を用いて磋擦すれば、則ち光淨なり。猶 木の賊と云うがごとし」と。
 広く北半球の温帯に分布。日本では、中部以北に自生する。
 地上茎にケイ酸を含む。
 地上部を乾燥させたものを木賊と呼び、薬用にする。『中薬志Ⅲ』pp.22-24
 茎を煮て、干してから、物を磨くのに用いる。
 宮崎安貞『農業全書』(1696)に、「園に作る薬種」の一として「木賊」をあげ、
 「木賊は薬にも用ゆ。細工につかふ時はとくさと云ふ。庭にうへてもめづらし。正月に旧茎を悉く切り取るべし、新茎生じて美なり。・・・」(岩波文庫本)と。
 
 
   山がははきのふもけふも濁らねどゆたけく岸の木賊ひたせり
     
(1932層雲峡,斎藤茂吉『石泉』)
 


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