しゅうめいぎく (秋明菊) 

学名  Anemone hupehensis var. japonica(A. japonica)
日本名  シュウメイギク
科名(日本名)  キンポウゲ科
  日本語別名  キブネギク(貴船菊)
漢名  秋牡丹(シュウボウタン,qiumudan)
科名(漢名)  毛茛(モウコン,maogen)科
  漢語別名  
英名  Japanese anemone
2008/04/17 薬用植物園
2005/10/15 野川公園自然観察園
 基本種 A.hupehensis は、漢名は 打破碗花花(ダハワンカカ,dapowanhuahua)・野棉花(ヤメンカ,yemianhua)・湖北秋牡丹(コホクシュウボウタン,hubeiqiumudan)など、英名は Hupeh anemone。(じつは瓣ではなく萼)が一重、萼片は5枚、色は紅紫色。中国(西南・陝西・両湖・広西)に分布する。写真は『中国本草図録』Ⅰ/0056に載る。 
 シュウメイギク var. japonica は、その重瓣品。中国で作られ、長江以南で栽培され、しばしば逸出して野生化している。萼片は約30枚
(花瓣は無い)、色は紅紫色。『中国本草図録』Ⅱ/0553に、この学名で白花一重品が載る。 
 イチリンソウ属 Anemone(銀蓮花屬)の植物については、イチリンソウ属を見よ。
 和名は、花が秋にさき、菊に似ていることから。キブネギクの名は、京都鞍馬の貴船に多かったから、あるいは貴船神社で発見されたから、などという。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』11(1806)漏蘆の条に、「沂州漏盧ハ即牡丹葉漏盧ナリ。秘伝花鏡ニハ秋牡丹 一名秋芍薬ト云。和名キブネギク京師 カウライギク讃州 八朔牡丹長州 アキ牡丹相州 カハギク紀州 カゞギク泉州 トウギク大和本草 紫衣ギク三才図会 ハマギク常州 シマギク越後 ムメウサウ南部 サツマギク濃州 カブラギク加州小松 カブロギク勢州山田 シウメイギク同上久井 クハンノンギク播州林田 ランギク同上立野 カラギク越前 クサボタン江州 …城州ニハ貴船山中ニ自生多シ。故ニキブネギクト云」と。
 シュウメイギクは、日本の北海道(道南)・本州(青森県以外)・四国・九州に野生している。ただし、室町時代に中国から渡来したものが、逸出帰化したものと考えられている。
 
var. hupehensis か
   2006/09/07 法善寺(長瀞町)
2008/09/11 羽村市

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