なつずいせん (夏水仙) 

学名  Lycoris × squamigera
日本名  ナツズイセン
科名(日本名)  ヒガンバナ科
  日本語別名  
漢名  鹿葱(ロクソウ,lùcōng)
科名(漢名)  石蒜(セキサン,shísuàn)科
  漢語別名  紫花石蒜(シカセキサン,zihuashisuan)、野韭菜、夏水仙
英名  Hardy amaryllis
2005/08/09  向島百花園
2005/08/23 三芳町竹間沢
2007/04/12 明治薬科大学薬草園
 L. longituba と L. sprengeri の雑種であろうという。
 ヒガンバナ属 Lycoris の植物については、ヒガンバナ属を見よ。
 『大和本草』に、「金燈草(ナツスイセン) 鐵色箭トモ云・・・此花ヲ國俗曼殊沙華(マンシユシヤケ)ト云・・・一名無義草ト云」と。 
 山東・江蘇・浙江原産、河北・河南では栽培。
 日本のものは三倍体で結実しない。本州中部以北の人家附近に自生し、またしばしば栽培される。
 ヒガンバナと同じく、鱗茎を薬用にする。
 『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 夏之部」に、「唐さんしこ 中末。花ハゆりのごとくにてうす紫、花落て葉出る。水仙のことく、夏すいせんといふ。天門草共云」と。

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