だんぎく (段菊)
学名 |
Caryopteris incana |
日本名 |
ダンギク |
科名(日本名) |
シソ科 |
日本語別名 |
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漢名 |
蘭香草(ランコウソウ,lánxiāngcăo) |
科名(漢名) |
脣形(シンケイ,chúnxíng)科 |
漢語別名 |
蕕(ユウ,yóu)、山薄荷(サンハッカ,shanbohe)、馬蒿(バコウ,mahao) |
英名 |
Blue spirea |
2006/09/07 埼玉県長瀞町 |
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辨 |
ダンギク属 Caryopteris(蕕 yóu 屬)には、東アジア・チベット・モンゴル・シベリアに約7-8種がある。
C. forrestii (灰毛蕕・黃花蕕・白葉蕕・白巴子) 四川・貴州・雲南・チベット産 『雲南の植物Ⅱ』239
ダンギク C. incana (蘭香草・蕕・山薄荷・馬蒿)
C. mongholica (蒙古蕕・白沙蒿・山狼毒) 華北・陝甘・モンゴル産 『中国本草図録』Ⅸ/4313
C. tangutica (光果蕕) 河北・河南・陝甘・湖北・四川産 『中国本草図録』Ⅵ/2800 『全国中草葯匯編』下/93
C, trichosphaera(毛球蕕) 四川・雲南・チベット産 『中国本草図録』Ⅷ/3771
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シソ科 Lamiaceae(脣形 chúnxíng 科)については、シソ科を見よ。 |
訓 |
「段菊ノ和名ハ其段層ヲ成セル花ノ集團ニ基ク」(『牧野日本植物図鑑』)。 |
説 |
九州・朝鮮・臺灣・華東・兩湖・兩廣に分布、各地で観賞用に栽培される。
日本では、絶滅危惧Ⅱ類(VU)。 |
誌 |
中国では、全株を蘭香草(ランコウソウ,lánxiāngcăo)と呼び薬用にする。『全國中草藥匯編 上』p.223 |
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