とべら  

学名  Pittosporum tobira
日本名  トベラ
科名(日本名)  トベラ科
  日本語別名  トビラギ、トビラノキ、オコウジンギライ
漢名  海桐(カイトウ,haitong)
科名(漢名)  海桐科
  漢語別名  
英名  Tobira, Glossy-leaved pittosporum
2008/05/15 館山市平砂浦
2008/08/22 三浦市城ヶ島
2006/02/23  さくら草公園(さいたま市桜区西堀・関・田島)
 トベラ科 Pittosporaceae(海桐花科)には、世界には南半球を中心に9属約250種がある。しかし、東アジアには次の1属があるのみ。
   トベラ属 Pittosporum(海桐花屬) 
 トベラ属 Pittosporum(海桐花屬)には、東アジアに次のようなものがある。
   シロトベラ P. boninense
     オオミノトベラ var. chichijimense
     リュウキュウトベラ var. denudatum
   P. brevicalyx (短萼海桐)
   P. daphniphylloides (大葉海桐)
   タイワントベラ P. formosanum(七里香)
 臺灣産
   P. heterophyllum (異葉海桐・細杉樹・鷄骨頭)
 『雲南の植物Ⅱ』86
   P. glabratum (光葉海桐)
     var. neriifolium (狹葉海桐)
   コヤスノキ P. illicioides
   O. paniculiferum(山桂花)
『雲南の植物Ⅱ』87
   コバトベラ(コバノシマトベラ) P. parvifolium
     ハハジマトベラ var. beecheyi
   P. pauciflorum(少花海桐・上山虎) 『中国本草図録』Ⅹ/4622
   P. sahnianum (崖花海桐・崖花子・海金子)
 『中国本草図録』Ⅵ/2647
   トベラ P. tobira (海桐)
   P. trigonocarpum (稜果海桐・山枝仁) 『中国本草図録』Ⅶ/3149
   P. truncatum (菱葉海桐・山子仁) 
 和名は、むかし節分・除夜に、この木の板を門扉に挿して 魔よけにしたことから、という。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)石南草に、「和名止比良乃岐」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934)石楠草に「和名止比良乃木、俗云佐久奈無佐」と。
 属名は、ギリシア語の「樹脂 pitta」「種子 sperma」に由来、種子の表面が粘液に被われていることから。
 日本(本州岩手県新潟県以南・四国・九州・琉球)・朝鮮・中国(江蘇・浙江・福建・廣東)・臺灣の海岸に分布。
 公園などによく植えられる。
 葉・枝に悪臭があり、これを魔よけに用いた。また、誤って燃やすと悪臭が立つため、竈の神である荒神様に嫌われるとして、コウジンギライの名がある。
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「冬木之分」に、「とべら 葉ハしやくなんげのごとく、花ハミるかいなし」と。

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