おひるぎ (雄蛭木)

 学名  Bruguiera gymnorrhiza
 和名  オヒルギ
 科名(和)  ヒルギ科
  別名(和)  アカバナヒルギ
 漢名  木欖(ボクラン, mùlăn)
 科名(漢)  紅樹(コウジュ,hóngshù)科
  別名(漢)  鐵欖、大頭欖
 英名  

2008/01/10 神代植物公園

 ヒルギ科 Rhizophoraceae(紅樹 hóngshù 科)には、主として旧世界の熱帯・亜熱帯に約15-16属 約135-150種がある。

   オヒルギ属 Bruguiera(木欖 mùlăn 屬)
熱帯アジア・アフリカ・濠洲・太平洋諸島に5-6種 
     オヒルギ B. gymnorhiza(木欖) 
     B. sexangula(海蓮)
インド・東南アジア・海南島・インドネシア・ニューギニア産 
   オカヒルギ属 Carallia(竹節樹屬)
10-11種 
     C. brachiata(竹節樹)
     C. diplopetala(鋸葉竹節樹)
   コヒルギ属 Ceriops(角果木屬)
 1-2種 
     C. tagal(角果木)
   ヤマヒルギ属 Gynotroches
 1種 
     G. axillaris
東南アジア・濠洲東北部産 
   メヒルギ属 Kandelia(秋茄樹 qiūqiéshù 屬)
   Pellacalyx(山紅樹屬)
   オオバヒルギ属 Rhizophora(紅樹 hóngshù 屬)
 約6-8種 
     R. apiculata(紅樹)
廣東・東南アジア・濠洲北部産 
     オオバヒルギ R. stylosa(紅海蘭 hónghǎilán・紅茄樹) 
         
琉球・臺灣・兩廣・東南アジア産 
   

 和名の「ヒルギは漂木の意味で果実が漂着してはえるからであろう」(『改訂増補牧野新日本植物図鑑』)
 一説に蛭木とするのは、幼根がヒルの形に似ることから。

 東南アジアの熱帯を中心に、アメリカ・オセアニア・オーストラリアなどに分布。
 東アジアでは、琉球・臺灣・福建・兩廣
に分布する。

 


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