なんきんはぜ (南京櫨)
学名 |
Triadica sebifera (Sapium sebiferum) |
日本名 |
ナンキンハゼ |
科名(日本名) |
トウダイグサ科 |
日本語別名 |
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漢名 |
烏桕(ウキュウ,wūjiù) |
科名(漢名) |
大戟(タイゲキ,dàjĭ)科 |
漢語別名 |
木蠟樹、木油樹 |
英名 |
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2024/04/19 薬用植物園 |
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2022/05/11 同上 |
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2008/07/014 小石川植物園 |
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2009/11/26 神代植物公園 |
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辨 |
ナンキンハゼ属 Triadica(烏桕 wūjiù 屬)には、南&東南アジアに3-4種がある。
ナガバナンキンハゼ T. cochinchinensis(Sapium discolor;山烏桕)
臺灣・華東・湖南・兩廣・四川・貴州・雲南・東南アジア・インドに分布
『全国中草葯匯編』下/60
T. rotundifolia(Sapium rotundifolium;圓葉烏桕) 湖南・兩廣・雲貴産
ナンキンハゼ T. sebifera(Seborium sebiferum, Sapium sebiferum;烏桕)
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トウダイグサ科 Euphorbiaceae(大戟 dàjĭ 科)については、トウダイグサ科を見よ。 |
訓 |
小野蘭山『本草綱目啓蒙』(1806)31に、烏臼木は「トウハゼ ナンキンハゼ」と。 |
説 |
甘肅・湖北・廣西・四川・貴州・雲南・ベトナムに分布。
日本には、江戸時代に中国から渡来。本州以南で 蝋の採取・家具材などのために栽培され、九州では逸出して野生化している。今日では、街路樹としても利用。 |
誌 |
有毒植物。中国では、街路樹として植栽し、また根皮・樹皮・葉を薬用にする。『全國中草藥匯編 上』pp.210-211 |
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