ななかまど (七竃) 

学名  Sorbus commixta(S. americana ssp. japonica)
日本名  ナナカマド
科名(日本名)  バラ科
  日本語別名  ライデンボク(雷電木)
漢名  七度竈(シチドソウ,qiduzao)
科名(漢名)  薔薇(ショウビ,qiangwei)科
  漢語別名  
英名  (Japanese) Mountain-ash, (Japanese) Rowan
2010/05/03 群馬県吾妻郡嬬恋村
2009/04/20 仙台市東北大学植物園
2006/06/04 北大 (札幌)
2008/07/18 北大植物園
2008/08/29 群馬県嬬恋村
 ナナカマド属 Sorbus(花楸屬)には、世界に約80種がある。
   アズキナシ
(ハカリノメ) S. alnifolia (Aria alnifolia, Micromeles alnifolia;
        水楡花楸・水楡・花楸・千筋樹)
 『中国本草図録』Ⅵ/2669
     フギレアズキナシ var. lobulata(深山水楡)
 『中国本草図録』Ⅶ/3163
     オクシモアズキナシ var. submollies
   アメリカナナカマド S. americana
   S. aronioides (毛背花楸)
   オウシュウナナカマド S. aucuparia 『週刊朝日百科 植物の世界』5-136
   S. caloneura (美脈花楸)
   ナナカマド S. commixta(S.americana ssp.japonica;七度竈)
     サビバナナカマド var. rufo-ferruginea
     ツシマナナカマ var. wilfordii(S.wilfordii)
   S. coronata(冠萼花楸)
 『雲南の植物Ⅱ』121
   S. discolor (北京花楸・黄果臭山槐・白果花楸)
   S. folgneri (石灰花楸・石灰樹・白棉子樹・石灰條子)
   S. globosa (圓果花楸)
   S. glomerulata (球穗花楸・球花花楸)
   ナンキンナナカマド S. gracilis
   S. granulosa (疣果花楸)
   S. hemsleyi (江南花楸)
   S. hupehensis (湖北花楸) 『雲南の植物Ⅱ』122
   ウラジロノキ S. japonica(Aria japonica, Micromeles japonica)
   S. keissleri (毛序花楸・凱旋花)
   S. koehneana (陝甘花楸)『週刊朝日百科 植物の世界』5-137
   ウラジロナナカマド S. matsumurana
   S. megarocarpa (大果花楸) 『中国本草図録』Ⅶ/3164
   S. obsoletidentata(賓川花楸)
 『雲南の植物Ⅰ』139
   S. oligodonta(少齒花楸)
 『雲南の植物Ⅰ』140
   S. pohuashanensis (花楸樹・紅果臭山槐・絨花樹・山槐子)
         中国(東北・華北・甘肅)原産、世界各地で栽培。種小名は、北京西郊百花山で標本が
        
採られたことから。『中国本草図録』Ⅲ/1196・『週刊朝日百科 植物の世界』5-136
   S. prattii(西康花楸)
 『雲南の植物Ⅰ』140
   S. reducta (舗地花楸)
   S. rehderiana(西南花楸)
 『中国本草図録』Ⅵ/2670
   S. rufopilosa (紅毛花楸)
   タカネナナカマド S. sambucifolia
     ミヤマナナカマド var. pseudo-gracilis
   S. setshwanensis
   S. thibetica(康藏花楸)
 『雲南の植物Ⅰ』140
   S. tianschanica (天山花楸) 『中国本草図録』Ⅶ/3165
   S. wallichii (尼泊爾花楸)
   S. wilsoniana (華西花楸)
   S. xanthoneura (黄脈花楸)
   S. zahlbruckneri (長果花楸) 
 ナナカマド属 Sorbus は、かつては次のような属を含んだが、今は別属とすることが多い。
   Aria
広義のアズキナシ属
   Chamaemespilus
ヨーロッパ産
   Cormus ヨーロッパ産
   Micromeles
狭義のアズキナシ属
   Torminalis ヨーロッパ産 
 ホザキナナカマドは、別のホザキナナカマド属 Sorbaria。
 バラ科 Rosaceae(薔薇科) ナシ亜科 Pomoideae(梨亞科)については、ナシ亜科を見よ。
 和名の語源は、一説に材が燃えにくいので7たび竃に入れても燃えきらないから、一説に7日間竃で焼くとよい炭になるから、など。
 漢名は、和名から。
 属名 Sorbus は、セイヨウナナカマド S. aucuparia の古名。
 セイヨウナナカマドの英名は Rowan tree。rowan は、北欧語の魔よけ runa に由来する。
 日本(北海道・本州・四国・九州)・千島(南部)・樺太・朝鮮に分布。紅葉が美しいので、しばしば栽培する。
 中国では、花楸の茎・茎皮・果実を薬用にする。
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「山椒(さんせう)るひ」に、「なゝかまど 葉はゑんじゆのやうにて、秋に南天のごとく成赤キ実、さがりて付ク」と。
 ヨーロッパでは、古くから セイヨウナナカマドを霊能のある樹木として扱った。5月3日(聖十字架発見の日)を、ナナカマドの日 Rowan tree day と呼ぶ。

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