ひとつばはぎ (一葉萩)
学名 |
Flueggea suffruticosa (Securinega suffruticosa) |
日本名 |
ヒトツバハギ |
科名(日本名) |
コミカンソウ科 |
日本語別名 |
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漢名 |
一葉萩(イチヨウシュウ,yīyèqiū) |
科名(漢名) |
葉下珠(ヨウカシュ,yèxiàzhū)科 |
漢語別名 |
葉底珠(ヨウテイシュ,yedizhu)、葉下珠、狗杏條、馬掃帚、黄根子 |
英名 |
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2021/06/15 小平市玉川上水緑地 |
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2021/07/28 同上 |
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2022/10/15 同上 |
2021/10/28 同左 |
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2022/10/29 野川公園自然観察園 |
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2023/10/17 小平市玉川上水緑地 |
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辨 |
中国産のものは、『中国本草図録』Ⅰ/0179。 |
ヒトツバハギ属 Flueggea(白飯樹 báifànshù 屬)には、世界に16種がある。
F. leucopyrus 四川・貴州・雲南・ミャンマー・インド・アラビア・エチオピア産
ヒトツバハギ F. suffruticosa(Securinega suffruticosa var. japonica, S.suffruticosa;
一葉萩)
アマミヒトツバハギ F. trigonoclada(Securinega suffruticosa var. amamiensis)
種子島・琉球・臺灣産
F. virosa(白飯樹) 華東・兩廣・四川・貴州・雲南から濠洲・東南アジア・インド・アラビア・アフリカに産
『全国中草葯匯編』下/206-207
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コミカンソウ科 Phyllanthaceae(葉下珠 yèxiàzhū 科)については、コミカンソウ科を見よ。 |
訓 |
「和名ハ一葉萩ノ意、全體はぎノ姿アレドモ其葉ハはぎノ如ク三小葉ナラズ皆單葉ナルヲ以テ此稱アリ」(『牧野日本植物図鑑』)。 |
説 |
本州・四国・九州・朝鮮・臺灣・漢土・モンゴリア・ウスリーに分布。
埼玉県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)。
雌雄異株。 |
誌 |
中国では、花・葉を葉底珠(ヨウテイシュ,yedizhu)と呼び薬用にする。『中草藥現代研究』Ⅲp.248 『全國中草藥匯編 上』pp.264-265
中国では茎皮より繊維をとり、朝鮮では葉を食用とする。 |
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