はまくさぎ (浜臭木)
学名 |
Premna microphylla (P.japonica, P.puberula) |
日本名 |
ハマクサギ |
科名(日本名) |
シソ科 |
日本語別名 |
トウクサギ、キバナハマクサギ |
漢名 |
豆腐柴(トウフサイ,dòufŭchái) |
科名(漢名) |
脣形(シンケイ,chúnxíng)科 |
漢語別名 |
臭黃荊(シュウコウケイ, chòuhuángjīng)、長柄臭黃荊 |
英名 |
|
2007/05/26 薬用植物園 |
|
|
2008/05/22 薬用植物園 |
|
2007/06/20 薬用植物園 |
|
2007/07/21 薬用植物園 |
|
辨 |
ハマクサギ属 Premna(豆腐柴 dòufŭchái 屬)には、旧世界の熱帯・亜熱帯から太平洋に約(100-)200種がある。
P. fulva(黃毛豆腐柴・黃花豆腐柴・戰骨) 広西・雲貴・インドシナ産 『中国本草図録』Ⅹ/4817
コウシュンウオクサギ P. hengchunensis
P. ligustroides(臭黃荊・斑鵲子)
江西・湖北・四川・貴州産 『中国本草図録』Ⅵ/2803
ハマクサギ P. microphylla(P.japonica;豆腐柴・豆腐木・臭黃荊・腐婢)
ルソンハマクサギ(ルソンクサギ) P. nauseosa(P.octonervia;八脈臭黃荊)
琉球・臺灣・海南島・フィリピン産
ケウオクサギ P. odorata(毛魚臭目)
タイワンウオクサギ(シマウオクサギ) P. serratifolia(P.corymbosa var.obtusifolia,
P.obtusifolia, P.integrifolia;傘序臭黃荊)
琉球・臺灣・兩廣・インドシナ・マレシア・フィリピン・インドから
濠洲・東アフリカ・マダガスカルに産
P. szemaoensis(思茅豆腐柴・類梧桐・接骨樹) 雲南産 『中国本草図録』Ⅴ/2276
『全国中草葯匯編』上/738
|
シソ科 Lamiaceae(脣形 chúnxíng 科)については、シソ科を見よ。 |
訓 |
小野蘭山『本草綱目啓蒙』20(1806)腐婢の条に、「海辺小樹ハ俗ニ ハマクサギト云 一名ウサギカクシ ナツハシ日州 ゴゼノキ防州 コウヤノジヤウザン紀州花戸」と。 |
漢名を黃荊というものは、タイワンニンジンボク。 |
説 |
本州近畿以西・四国・九州・琉球・臺灣・華東・両湖・四川・貴州に分布。
葉に臭気がある。有毒。 |
誌 |
中国では、根・葉を腐卑(フヒ,fŭbēi)と呼び薬用にする。 『全国中草葯匯編』上/801-802 |
|