ぎょくしんか (玉心花)

 学名  Tarenna kotoensis var. gyokushinkwa (T.gyokushinkwa)
 和名  ギョクシンカ 
 科名(和)  アカネ科 
  別名(和)   
 漢名   
 科名(漢)   
  別名(漢)   
 英名   

2023/05/10 小石川植物園 (温室)
 「Tarenna kotoensis」 var. gyokushinkwa」
  ギョクシンカ」と標示
2023/05/28 同上

 ギョクシンカ属 Tarenna(烏口樹 wūkŏushù 屬)には、旧世界の熱帯・亜熱帯に約37種がある。

   (ギョクシンカの学名には変遷があるようだ。ここにはYListを引く。)

  T. asiatica(Weberia corymbosa, Chomelia corymbosa;烏口樹)
  ユズリハギョクシンカ T. attenuata(假桂烏口樹)
兩廣・雲南・インドシナ産
  マリアナギョクシンカ T. glabra(T.sambucina var.glabra)
マリアナ産
  ホソバギョクシンカ T. gracilipes(薄葉玉心花)
臺灣産
  ギョクシンカ T. kotoensis
    ギョクシンカ var. gyokushinkwa(T.gyokushinkwa)
    ヤエヤマギョクシンカ var. kotoensis(T.kotoensis var.yaeyamensis,
         T.gracilipes var. yaeyamensis, T.gracilipes var.kotoensis)
  ナンヨウギョクシンカ T. sambucina
セレベス・ニューギニア・太平洋産
  シマギョクシンカ T. subsessilis 小笠原産
  T. zeylanica(錫蘭玉心花)
   

 アカネ科 Rubiaceae(茜草 qiàncăo 科)については、アカネ科を見よ。      

 和名は「玉心花の意味かと思われ,白花を白玉にたとえているのであろう」(『改訂増補 牧野新日本植物圖鑑』)。 

 『植物學大辭典』(1918)に、〔玉心花 Weberia corymbosa(Chomelia corymbosa, K Sch.) ギヨクシンクワ。・・・名見日本理科大學植物標本目錄。又名「嵩香」〕とある。  

 九州(南部)・琉球・臺灣に分布。 

  

  


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